アオシマ 1/144 一式陸攻一一型「龍部隊」その10 胴体組立 | 海と空と航空機ときどき船@白桔梗

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殆どの部品を組んだ状態の一式陸攻


アオシマ 1/144 一式陸攻一一型のお製作です。

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胴体およびその他細々した部品の塗装も終わりました。
ちょっと手直しをしたあと、いよいよ機体の組立です。オラ、ワクワクすっぞ!!

しかしここで、何故かひと苦労しました。まあ何とか組み立てられたからいいですが。

組立にやたら手間取ったお話

最後に塗装後乾燥させていたエンジンカウルおよび胴体前部のつや消しブラックが乾きましたので、ここから機体そのものの組立に移ります。

あとは組むだけ~♪なんて軽く考えていたら、試練が待ち受けていました。

至るところで部品が上手いこと合わないのです。正しくつけているのにスキマや段差が出たり、下の画像のように、はまるべきところにはまらないなど、いくつも出てきてビックリ。「ヲイヲイ、この期に及んでこれかヨ~」と悲しくなりましたが、できるところは削るなどして修正して何とか接着していきました。

そして、穴という穴全てが合わないので、ハンドドリルで穴を空け直したり広げたりして処理しました。面倒だな、おい~


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まあ、こんな感じです・・・


窓部品たるクリアパーツに至っては、全6つのうち5つまでが要修正でした。胴体最前部の前部機銃窓が問題なく接着できた以外は、何らかの修正をしています。それでもカバーできないところは、しょうがないからスキマなど目立たないようにくっつけています。

特にプロペラは、本当に苦労しました。いくら昔のキットベースだからって、適当にもほどがある。部品の形とか、説明と本物とでは全然違うこともあったり、まあ苦労しました。逆に、あんまり細かいことは気にしないようにしたら、何とかまとまってくれました。ああ、よかった。

なお、手作りのアドオン部品ですが、前回一式陸攻二四型を作ったときは機銃×2・ピトー管・アンテナ・前部電探・側面電探×2など、結構たくさんありました。が、今回はアンテナ×2にピトー管、そして後部に置く機銃のみなので、手間がかからず助かりました。
前部にも7.7mm機銃をニョキッと出そうと思いましたが、あまり見映えしないのでやめました。後部の20mm機銃は、0.3mmと0.5mmの真鍮線を適当に刻んでくっつけたという簡単なものです。


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最後尾の後部銃座窓、これを半分にカットしたのは、こだわりです(ドヤッ


とまあ、すったもんだありましたけれども、無事に機体そのものを組み立てることが出来ました。イメージと勘でやってしまった部分もありますが、まあまあ目標どおりの姿になってくれました。

この画像の状態から、アンテナを2本(現在塗装乾燥中)をくっつけて機体は完成です。思ったよりシャープな感じに出来上がったので、しばらく眺めてしまいました。ちなみに胴体にある窓に相当する部分は、迷った結果焼鉄色を塗っています。

今回唯一機体そのものに手を入れたのは、画像にコメントしたとおり後部銃座窓です。
本来これは、真横から見ると楕円形のシルエットなのですが、実機(この機体「龍01」404号機は、珍しく右舷左舷両側からのショットが残っているのです)に合わせてこれを半分にバッサリとカットしました。ここから機銃がニョキっと出ているのがいいのです。
カットする際に実は一度部品を粉砕してしまったのですが、破片をかき集めて何とか取り繕っています。固めたうえでそこから塗装しているので、元が粉々だった部品には見えないとは思いますヨ・・・


さあ、あとはアンテナをつけてデカール貼ってクリア(半光沢)でコーティングしたら完成です。僕は一式陸攻が大好きらしく、早く機体が完成する姿を見たくて、ここまで結構ペースを上げてしまいました。ここから先は、ゆっくり仕上げていこうと思います。


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