私の自宅は吹き抜け横のホールが音楽エリアになってまして、ギターを壁掛け4本。アンプはマーシャルDSL5Cのスピーカーがセレッションのクリームバックに交換してあり、MV50のRock、AC、Boutiqueがあり、さらにPlaytechのTUBE15もありながら、PlaytechのキャビにセレッションのGOLDがインストールされていてスピーカーケーブルでどれとも繋げる状態になっているという我ながら沼った空間になっています・・・が、リビングの上なのもあって家族があるとそこまで弾けない感じなのですな・・・

で、ミニアンプを研究し始めて最初に買ったのはセールで特売になっていたSpark GOでした。元々デジタルアンプあんまり好きじゃ無い人間だったので、どうせ大したこと無いんだろ?と思って一番安くて超絶小さいので興味本位で買ったんですね。ところが「音が良い・・・マーシャルのニュアンスもすごい出てる・・・」と目が点になりました。

超絶小さいのですが、パッシブラジエーターでそれなりに低音も出ているし、リズムトラックはアプリで準備されていて、オリジナル曲もバックトラックだけ準備すればホンマもんアンプより練習は超楽ちんだし、もちろんホンマもんのアンプに比べると劣るのですが、このレベルだったら全然良いなと。ただ、やっぱり小さすぎてですね、指向性がかなり強いのでスマホスタンドで耳に向けて使わないとちゃんと聞こえないし、軽すぎてケーブルだと倒しちゃうし、自室で使うには小さすぎたんですよ。これは持ち歩いて帰省の時に実家で弾くとか、楽屋でギリギリまで練習するって用途だと最高なんでしょうけどね。

 

で、オークションでまあまあ高く売ってPayPay祭りでYahooショッピングでSpark miniに乗り換えたわけです。Spark linkやControl Xもこの時揃えました。これで練習は曲中に音色も変えられるし、練習環境としてはワイヤレスで最強になりましたね。音もサイズの割に良いし、底面が全域パッシブラジエーターなので低音もズンズンくるし、指向性も低くて、テーブル置きでも床置きでも気分上げて練習できます。音もまあデジタルだけど気分は出るし、当然ニュアンスは真空管アンプには劣るものの良い出来だし、アプリのエフェクター類は非常によくできていて、Fuzz Faceやアナログディレイみたいな再現の難しいものでも気分が出る作りになっている本当に良い製品だと思います。

唯一の不満はそれほど処理速度が速く無いのか音色の切り替えが少し遅れるのと、音楽再生がアプリに対応しているもの以外フットスイッチで制御できんことですね。オリジナル曲のバックトラックはAmazonで中華リモコンを買って操作して練習するハメになり、不満点はそのくらい。

ただですね・・・やっぱり本物真空管アンプを持っていると「もうちょっと良い音で練習したい!」って欲が出るわけですよ。

で、自分でも病的だと思いながらも7個目のアンプとしてBlackstar Beam miniをお迎えしてしまったわけです。コレはGOとminiの中間っていうよりまんまBluetoothスピーカーですな。生活防水レベルだし、サイズも重量もマーシャルのエンバートンとかとほぼ同じスペック。多分スピーカーはminiと同じ2インチ二発だけど、パッシブラジエーターはどうもその横にステレオで配置されてるみたいですね。なのでまずスピーカーとして音楽鳴らしてみましたが、純粋なスピーカーよりはちょっと低音強めで少しもっさりかな?ってレベル。ただminiのような箱鳴りを目指してはいないので普通に聴けるレベルで解像度はサイズ考えると高めです。まあちょい割高なスピーカーとして買っても良いレベルですね。

 サイズが小さい分空気感はデジタルで作ってる感じなんよね。miniはアンプ選ぶとスピーカーは自動で、筐体でアンプ感を出してます。大してコレはスピーカーもマイキングも部屋のサイズも選べて、箱鳴りをデジタル再現してる感じ。コレが良くできてるのがすごいなあと思いますが、ココだけちょい不自然でデジタルを感じる瞬間があるのも事実で箱庭感がありますね。

 で初期設定の音色を試しましたが、コレはかなりの真空管的でクリーンからクランチはもちろんハイゲインでもminiをかなり凌駕します。デジタルのハイゲインって何弾いても一緒な感じしますが、コレはあー、レクチだわ、CDと一緒だわって感想になるし、ハイゲインでもピッキングニュアンスまでかなり出る。どのアンプもそういう印象でギターのピックアップもシングルかハムかで音の出具合もかなり分かる。ワイヤレスよりシールドで繋いで弾きたくなるレベルですね。デジタルノイズは大きめですがノイズゲートもminiよりニュアンス殺さないタイプで気になりゃ深めに掛ければ良いだけです。ただ、エフェクター類はそれ以外は全然良くない。miniの方が圧倒的に良いです。特にファズやアナログディレイとかはもう使う気しない…また8月に練習モードはアップデートが予定されてますが、現状練習用のYouTube動画にしか対応してないし、フットスイッチ無いから音色切り替えできないし、練習環境としてはminiが圧倒的に良いですね。なのでミニアンプとしては過去最強の製品だしBluetoothスピーカーとして買っても良いサイズ感と音質ですが、あくまでアンプ用途だけが良いって感じですね。私は真空管アンプも持ってるので直アンの書斎バージョンとして使っていこうと思いますが、一台だけ買って全てをまかなうにはminiの方がオススメかなあ?という感想でした。