2019年6月1日(土)に岡山コンベンションセンターで日本内科学会の第120回中国地方会が開催されました。
 日本内科学会中国地方会は、Junior Resident Award(JRA)として、一般演題の筆頭演者として発表する初期研修医に対して、選考委員により、応募された演題の中から候補演題を抄録により各分野から計10題程度選定します。さらに当日、特別にセッションを設けて候補演題をご発表いただき、発表内容と態度、質疑応答などを加味して各賞それぞれ3題程度の受賞演題を決定し表彰しています。(日本内科学会のウェブサイトから引用)

 シロイルカ総合病院で1年目に研修を行った山本なつみ先生が「Elizabethkingia meningosepticaによる菌血症を伴う蜂窩織炎の1例」という症例を報告しました。免疫不全に伴い蜂窩織炎から菌血症を発症した患者さんの症例でした。広く認知されていない細菌だったので、学会で報告した方が良いと考え、私は共同演者・指導医として関わりました。この発表が若手奨励賞JRAを受賞し、指導医としてとてもうれしい出来事でした。(くま)
中国支部若手奨励賞受賞者一覧
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