みなさんこんにちは!

今日は乃木坂46最新シングル「ここにはないもの」の凄さについて語ろうと思います♡

 

 

乃木坂のエースとして活躍していた乃木坂1期生、齋藤飛鳥ちゃんのラストソングです。

この曲がすごぉぉぉぉぉく良い曲なのです!

 

 

 

 

単なる「メロディーが良い!」「歌詞が良い!」ではなく、

さらにここまでの乃木坂の歴史も詰まってるのです。

 

ネット上で、過去の曲の要素が散りばめられてる!と話題になっていますが、

参考にしつつも個人的主観を大切にまとめていきます。

 

 

 

  飛鳥ちゃんお疲れ様。お姉さんから繋がれたバトンを後輩に。

 

この曲は継承ソングだと思います。

 

タイトルの「お姉さん」とは誰かというと、同じ1期生、2016年に卒業した橋本奈々未ちゃんです。

ななみんの卒業ソング「サヨナラの意味」はのMVでも分かるように姉、妹設定となっており、

卒業コンサートでななみんに飛びつくようにハグする飛鳥ちゃんは妹そのものです。

 

 

 

 

「ここにはないもの」も「サヨナラの意味」のイントロも、

他の卒業ソングと違って、

「はあ、お疲れ様…悲しい

の気持ちになるイントロです。

(Aメロとサビで転調する辺りも似ています。)

 

似たような背負ってきたものがあるのかなあ…と感じさせます。

 

ちなみに、

1期生聖母と言われていた深川麻衣ちゃんの卒業曲「ハルジオンが咲く頃」、

1期生不動のセンター西野七瀬ちゃんの卒業曲「帰り道は遠回りしたくなる」の

イントロは、未来への希望!スターと言った感じ、

 

1期生乃木坂の顔白石麻衣ちゃんの卒業曲「しあわせの保護色」の

イントロは、楽しかったね、楽しんでね飛び出すハートと言った感じ、

 

1期生多彩の圧倒的存在感の生田絵梨花ちゃんの卒業曲「最後のTight hug」の

イントロは、ありがとう感謝花、と言った感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその受け継いだバトンを次に託すのは、4期生の遠藤さくらちゃん

 

加入していきなり「夜明けまで強がらなくてもいい」でセンターを経験したさくらちゃん。

 

 

 

 

「ここにはないもの」の1番の歌詞の始まりが、

 

夜になって街の喧騒も闇に吸い込まれて

僕はやっとホッとして 着ていた鎧を脱ぐ

それは大人たちに虚勢を張る姿じゃなくて

思い悩み背中を丸める無防備な自分

 

といった歌詞。

これはさくちゃんのセンター曲「夜明けまで強がらなくてもいい」にとてもリンクするのです!

 

今年の夏に放送されたMUSIC BLOODでも

突然泣いちゃうさくちゃんに何かあるならすぐに言ってとぐいぐい声をかける飛鳥ちゃん。

昔の自分に重なる部分が多いんだとか。

 

お姉さん橋本奈々未ちゃんから受け継いだバトンを、

これから乃木坂を引っ張っていくであろう遠藤さくらちゃんに繋いでいく。

 

でも託したよ!!というよりかは、

周りのメンバーに頼るんだよ、というメッセージが込められてる気がします。

 

飛鳥ちゃんの歌い出しの次の歌割りが、さくちゃんの他にも

飛鳥ちゃんが大事に大事に支えてきたであろう、飛鳥チルドレンの山下美月ちゃん、与田祐希ちゃん、賀喜遥香ちゃん

 

みんなで支え合う乃木坂らしさが継承されるのかなあと思うと沁みます。

 

 

 

 

 

  あの曲と重なる後ろ髪引かれソング

 

 

歌詞は西野七瀬ちゃんの卒業ソング「帰り道は遠回りしたくなる」に似ていると思いました。

 

 

 

 

特にこの部分の歌詞、

 

過去がどんなに眩しくても

未来はもっと眩しいかもしれない

     【帰り道は遠回りしたくなる】

 

そばにあるしあわせより

遠くのしあわせを掴もう

     【ここにないもの】

 

 

好きだったこの場所、だけどここから飛び出していくよ

のようなメッセージ性が詰まった曲になっています。

 

重なるのは歌詞だけではなく、衣装も重なります。

なあちゃんの卒業コンサートでは、本人が鳩好きだから鳩をイメージした白ドレスで、

 

「ここにはないもの」で初披露された衣装も白で、下重心のシルエットです。

 

余談ですが、飛鳥ちゃんおそらく骨格ウェーブなのですが、

なんでこんなにも骨格ナチュラル向けの洋服が似合うのでしょうか…

 

私服でも大ぶりのアクセサリーや重ね付け、オーバーサイズのダボっとした洋服が多いです。

 

顔が小さいってなんでも似合う最高な武器な気がします。

(GRLモデルしていた頃、何度飛鳥ちゃんの着用に惹かれ自分で着てみた時に事故ったことか…笑)

 

ダンスはNiziUのリマちゃんのように

関節どうなってるの⁉︎しなやかダンスが特徴的なのでやっぱり骨格ウェーブだとおもいます。

 

話は戻って、

これから歌番組や紅白、卒業コンサートに向けての

別パターンの衣装が楽しみです。

 

卒業コンサートのドレスは

何色かなあ…柄かなあ…素材はどんな感じかなあ。

私の希望は、薄紫の単色、

しなやかに広がってほしいので素材はサテン生地で、

下に落ちるボリュームでレースで重ねてあってもかわいいなあ…。

 

定番ですが、Sing Out!の衣装は好きです。

 

 

 

にしてもこの曲のラスト、

 

夢とか未来を僕にくれないか?

ここにはないものを…

 

で終わるのですが、少し悲しくなりました悲しい

 

きっとこの答えは12月7日に発売されるカップリングの

飛鳥ちゃんのソロ曲「これから」に繋がるのかな?と勝手に予想してみたり。

 

 

 

 

 

  乃木坂の歴史、卒業したお姉さんたちからのエール

 

 

こんなに詰まりに詰まった歌詞はもう深読みしていまうのも同然です。

 

上記でも述べたように

1番の出だしは「夜明けまで強がらなくてもいい」の印象、

1番の後半は「帰り道は遠回りしたくなる」のようなメッセージ。

 

そして問題は2番です。

 

カーテンを閉め太陽とか社会と向き合わなきゃ

僕は悩むこともなく安らぎを覚えるか?

 

「カーテン」は乃木坂46のファーストシングル「ぐるぐるカーテン」

「太陽」は最初のセンター生駒里奈ちゃんのAKBから復帰した時の曲「太陽ノック」

 

 

だけどどこかに希望の風が吹いている気がして

開けたドアにわがままなクラクションが押し寄せる

 

「風」といえば3期生の最初の曲「3番目の風」

わがままなクラクションは、非難の声の例えなのかなと思ったり。

 

 

誰かを盾にして生きていれば自分は安全で傷つかないと思ってるけど

この手にズシリと重い汗や結果を味わうこともないだろう

 

これは飛鳥ちゃんがアンダーの頃。

選抜で活躍するお姉さんたちの後ろにいる飛鳥ちゃん。

 

 

だからその道が荊だと知りつつも

裸足で歩いて自由を見つけてみたくなった

 

「裸足」のワードを聴いて思いつくのは飛鳥ちゃんの初センター曲「裸足でsummer」

センターの重圧を知り、4thバースデーライブの涙しながら「神宮さいこーびっくりマークの場面を思い出します。

(先日のライブで梅ちゃんにいじられてたあの場面)

 

 

ごめんねこれから出ていかせてくれ

 

「ごめんね」は、遠藤さくらちゃんのセンター曲「ごめんねfinger cross」

今回の振り付けにも似たような振り付けがあります。

 

そして中略し、最後の最後。

 

ここにいても青い空は見える

(略)

そばにあるしあわせより

遠くのしあわせを掴もう

君がいてくれたから

素敵なサヨナラを言える

 

「青い空」は生田絵梨花ちゃん復帰センターソング「何度目の青空か」

「しあわせ」は平仮名であることから白石麻衣ちゃん卒業ソング「しあわせの保護色」

「サヨナラ」はカタカナであることから橋本奈々未ちゃんの卒業ソング「サヨナラの意味」

 

 

他にも「孤独」「悲しみ」「強がり」などなど、

乃木坂が好きな人なら、あの曲だと関連づけてしまうようなワードは溢れています。

 

直接参加しなくても、曲の中で飛鳥ちゃんの卒業の背中を押してあげてるのかなと思うと、

秋元康の作詞は泣かせにきてる…。

 

 

 

 

  飛鳥ちゃん卒業まであとわずか

 

 

1期生で11年間活躍してきた飛鳥ちゃんですが、最初から前に立っていたわけではなく、

アンダーメンバー、アンダーセンター、選抜3列目、福神、そして選抜センター経験をした、

たくさんのボジションを経験してきたメンバーです。

 

いちごミルクのキャラクターで始まり、

乃木中のバレンタイン企画で振られ続け一躍注目され、

着実にポジションを上げセンターまで務めるようになった飛鳥ちゃん。

 

お姉さんに囲まれ可愛がられ、年が近いことから2期生を繋ぎ、新しく入る後輩に対して誰よりも面倒をみてきたであろう飛鳥ちゃん。

 

卒業コンサート、とんでもない倍率だと思いますが、

せめてのせめて、久しぶりにライブビューイングでも開催してほしいです。

 

公式で発表されるMVもまだかまだかと楽しみです…目がハート飛び出すハート

 

楽譜を見ても、シャープ、フラットまみれで、

どこかクリスマスを感じさせる、冬の夜に聴きたくなるような曲、

 

「ここにはないもの」

 

ぜひ聴いてみてくださいニコニコ愛

 

 

 

 

  追加(2022/11/19)

 

11月19日、公式MVが公開されました❣️

 

見れば見るほど気づくことがたくさん…

ダンスの振り付けやMVの構成、過去曲の伏線が回収されていたり、

振り付けを一部抜粋されていました。

 

命は美しい、最後のTight Hug、しあわせの保護色、帰り道は遠回ししたくなる、ごめんねfinger crossなどなど。。。(まだまだ見つけられそう!)

 

次の卒業がなんとなく察してしまうのもなんだか辛い悲しい

 

 

 

 

随時この記事も更新していきます飛び出すハート

過去のライブレポもよかったら見てください看板持ち