今日は
珍しい人と
珍しい会い方をしました。
実は
約30数年前・・・
まだ子どもたちが小さいころに住んでいたマンションの隣に
Nさんという人が引っ越して来て
息子2歳
Nさんの子どものT君も2歳。
一緒に幼稚園に行き
途中で我が家は今の所へ引越したけど
小学校も中学校も同じ校区。
以来、息子とT君は
社会人になってからも
今に至るまで変わることなく
30数年間の付き合い。
「無二の親友」とはこういうのをいうんじゃないかと思います。
親同士はというと
当時は毎日会っておしゃべりする仲だったけど
我が家が引越してからは
たまに会うか、
道で偶然会うことがあるくらい。
喪中ハガキが来て
ご主人が亡くなったと知った時は
すぐに電話をして
話を聞いたりはしました。
息子から
「T君のお父さんが亡くなってから
お母さんは
コロナ禍もあって
4年間ほどずっと家に引きこもってるらしい。
買い物は夜にコンビニへ行くらしい」
と聞いて
「じゃ、電話でもしてみるわ」
ってことで
先日
「お茶でも飲みに行かない?」
と電話してみたんだけど
まだ出られない、という返事。
でも電話ではすっごいおしゃべりをしていたので
(長電話になった)
わりと元気そうな印象でした。
そしたら翌日
あちらから電話があり
「実は、数年前に足の大けがをして手術をしたんだけど
足の筋肉がなくなり
喫茶店のような椅子に座れないの。
ミシンの椅子のような高くて硬い椅子にしか座れないでいる。」
と、お茶に行けない訳を話してくれました。
「でも、久しぶりに〇〇さん(私のこと)の顔も見たいし
金曜日に私、1時に美容院の予約いれてるの。
その前に10分でも立ち話しない?」
と。
どこの美容院かきいたら
我が家からNさんの家へ行く道の延長上だったので
「Nさんの家から美容院まで一緒に歩きましょうか」
ということで
Nさんの家の前で待ち合わせをして
美容院まで
Nさんに合わせて
ゆっくりゆっくり歩きながら
それまでの話をざっくり聞きました。
10分くらいかな。
ほんまにそれだけでした(苦笑)
でも
歩くのも立っているのも辛そうなのに
10分でも会えて良かったと思います。
こんなこと、
性格も怪我の状態もちがうので
比べることは出来ないけど・・・
地元友のHさんは
1年半位前から2度にわたって
両膝、手術をして
片手に杖
片手に
キャスターバッグのような押し車を持って
両足を曲げることもできない状態で
ゆっくりゆっくり歩いて
それでも
元気だった頃となんら変わりなく
あちこち出かけています。
それがリハビリ効果かもしれない、と
私は彼女と会う度いつも思っていて
こないだ出先で一緒になった時は
歩く速度が少し上がっていました。
Nさんも
不自由なことでも
しんどいことでも
勇気をだして出かけてほしいなぁ~
と、お節介なことを思いました。
でも
Nさんは
もともと外出が好きではなかったし
そこへもってきて
ご主人の死があって
コロナ禍があって・・・
ますます外出できなくなったのは
避けられないことだったとは思います。
ふとひらめいたことがあって
高くて硬い椅子といえば…
「うちにはピアノとエレクトーンの椅子があるから
それなら座れるんじゃない?
良かったらうちに来て?」
と言ったら
「そ?じゃ、また電話するわ」
と言って
とりあえず今日は
ほんとに10分で別れました。
その後
出て来ついでに歩こうと
Nさんとバイバイした美容院から
15分か20分くらいかな(・・?)
スーパーまで行って
買い物をして
また同じルートで帰りました。
暑かったので
ウォーキングとは呼べない歩きだけど
とりあえず
6,363歩。
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お昼ごはん
ロコモコ。