仕事で少し遠方に行くことになっていて、
映画館に仕事終わってから行くと間に合わないので、
上司に直帰しても良いか聞いたら
「いいよ!5時に職場に帰って来れんから。
その代わりガソリン代とか出ないけど」とOKをもらいました
仕事、というか、なんというか?楽しい現場が終わった後、
上司とか同僚と別れ映画館へ!
その前に夫に弁当買って帰ってくれとメール。
前情報はほとんど入れてなくて、
幼少期の性被害を三島監督が今映画にしないと!と作った映画、くらい。
タイトルの意味が分からなかったんだけど、
多分この描かれる3つの場所での出来事が全て1月なのかな?
洞爺湖のマキ(トランスジェンダー)。
八丈島の海と父親の誠。
そして、大阪堂島に元彼の葬式に参列するため戻ってきたれいこ。
3人はそれぞれに心や身体に傷を負い、
その傷(疵)を持て余し、
自分の中のどうしても許せない気持ち、
罪悪感、
自分への嫌悪感を抱えたまま生きている。
最後にれいこが、
自分の過去と向き合い、
決着をつけようとするところは胸が痛かったし、自分がれいこになったようだった。
前田敦子も良かったけど、
レンタル彼氏のトトを演じた坂東龍汰がすごく良くて、れいこを際立たせていたと思う。
カルーセル麻紀は、
次女を亡くし、長女からは愛想を尽かされ、
一人部屋の中で独白するシーンが凄かった!
鬼気迫るものがあったし、
この作品の伝えたいことが画面から直接身体に伝わってきた。
哀川翔は、妻を亡くした過去があるお父さんの不器用さを正直にありのままやっている感じで、父娘の関係がとても良かった。
今年になって、
観たい映画が続いて、
水曜日の勤務が恨めしい限り
出勤日をまた火曜日にしてほしいけど、今の状態だと無理だからなー。
アプリ会員になるしかないのか?
また、考えよー。
とにかく、深く考えさせられる作品でした。
性被害は一生心に刻まれるものだと思う。
そして、吐き出せる人に吐ききったり、
自分は悪く無い!自分の存在はそのままで素晴らしい、何があろうとも!
というところに行きつかない限り自分の中にあり続けると思う。
明日までの公開でギリギリ観に行けて良かったです。
Love