昨日、DCで雪組「ハリウッド・ゴシップ」を観てきました! | 白い風のブログ

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主に宝塚中心の観劇日記です。
その他に読書感想も載せてますが、最近は令和になって始めた御朱印日記が増えたかも!?(笑)

昨日、梅田芸術劇場ドラマシティで彩風さん主演の「ハリウッド・ゴシップ」を観てきました!
この公演は神奈川のKAATが先行でもう明日が千秋楽ですね。

主な配役
コンラッド・ウォーカー<映画スターを志すエキストラの青年>・・・彩風咲奈
エステラ・バーンズ<ジェリーに見出された新人女優>・・・潤花

ジェリー・クロフォード<アマンダの元愛人で若手スター>・・・彩凪翔
ハワード・アスター<エンパイア・フィルム社のプロデューサー>・・・夏美よう
セルマ<ハワードの秘書>・・・千風カレン
ロバート・バークリー<映画監督>・・・真那春人
ボビー<助監督>・・・諏訪さき
マリオ・コンティーニ<コンラッドのエキストラ仲間>・・・煌羽レオ
トーマス<〃>・・・眞ノ宮るい
ラリー<〃>・・・縣千

アマンダ・マーグレット<往年の大女優>・・・梨花ますみ
ピーウィー<アマンダ邸の執事>・・・真地佑果

キャノン・チェイス<ゴシップ紙のコラムニスト>・・・愛すみれ
ゴシップ紙の記者・・・天月翼
ゴシップ紙の女性記者・・・野々花ひまり

ダイナーの女主人<エステラが働いていた店の主人>・・・早花まこ
ダイナーの女性客<老婆>・・・羽織夕夏
ダイナーの男性客・・・真那春人

舞台は1920年代のハリウッド。
映画スターを志しながらもチャンスに恵まれないコンラッドは、これを最後にと、新人発掘を謳う大作映画のスクリーンテストに臨む。
しかし主演に選ばれたのは今をときめく若手スター、ジェリー・クロフォード。
新人発掘の謳い文句は単なる話題作りだったのだ。
その事実を知ったコンラッドは、怒りに任せスタジオへ。
だがそこで、彼は往年の大女優アマンダに見出される事となる。
彼女はコンラッドに、スターになるための演技や身のこなし、更には、聴衆の目を惹きつける“秘策”をも伝授するという。
そんなアマンダにはある思惑があった。
それは彼女を踏み台にしてスターとなったかつての恋人、ジェリーへの復讐。
やがて、スターの素養を身に付けたコンラッドは、アマンダと共に先の映画の制作発表会見へと乗り込んで行く・・・

主演の彩風さんが演じるコンラッドは設定は1920年代のハズなのにイマドキの青年だった(笑)
実力以上のことを望み、それを手にすると過去のことは忘れ傲慢になる・・・ま、いつの時代でも若者ってそうかもね(笑)
あんまり彩風さんのキャラじゃないとは思うけど、色んな役を演じるのもいいかもね。

ヒロインの潤花さんは大抜擢された新人女優役で可愛いし歌も私好みでピッタシな役だったね。
見掛けは可愛いけど、考え方もしっかりしていてそれ故にコンラッドの精神的未熟さを強調されていていい役だったと思う。
次回大劇場でもいい役が廻ってきてほしいね。

彩凪さんはかつての大女優アマンダの元愛人で今はこの会社の看板スター役。
前半はチャラチャラしているだけであんまり見せ場はなかった・・・。
でも、後半になってアマンダやコンラッドに対抗していくあまり心が壊れていくシーンはメッチャ良かったよ!

3番手格の縣さんはコンラッドのエキストラ仲間3人の内の一人。
しかし同じ仲間の煌羽さんの方が印象に残る役だったね。
キビシイ言い方になるけど例え科白などが少なくても一番目立つように輝いてほしいね。

私が秘かに(?)応援している諏訪さんは映画監督助手役。
その他は記者・タンゴダンサー・カメラマンなど(笑)
ドラマシティなどでは人数が少ないから色んな役をさせられるけど、どの役でも結構センター寄りだったししっかり追えたよ!

バウやドラマシティでは大劇場公演と違って若手に目立つ子がよくあるよね?
この公演では・・・梨花さん・早花さん・愛さん・・・上級生じゃん!!
梨花さんはかつての大女優で自分を裏切ったジェリー(彩凪)に復讐するためにコンラッドを教育する。
最後には事故でジェリーに重傷を負わすことなる・・・。
しかしそこには喜びはなく、寂しさ・虚しさだけが・・・。
アイシャドウも崩れた化粧のラストシーンは立ち姿だけで感情を表す・・・別格の演技だね。

早花さんはダウンタウンの寂れた店の主人。
不愛想で出番も決して多くないんだけど、他の場面と全く違った世界観を作り出してあって印象的でしたね。
そこに集まる客も真那さんなど個性的だったしね。

29日の16時公演はカメラが入ってました。
DVDになるんだね。
きっと売れるんだから若手のバウもドンドン販売すればいいのにね。