後日談じゃくて、当日だけど・・
お隣の大盛況、な~んとなく読めました。
手作りの小物の即売会も同時開催、
お子様向けのイベントも開催、
そして小物の製作者のご友人等々
お誘いあわせて・・・
ということみたいでした。
中には神奈川県の郡部からの来場者も。
だだ、メインは建築物です。
その内容は、無垢材やしっくい塗りの天壁の室内。
クロスはありません。
現代的な大量生産品は最低限に留めている。
建具も無垢材でした。
一方断熱はW断熱で内外の二重の断熱。
ただ、一般的な耐震構造についての記載はパンフには
ありません。
自然やエコなどを中心に据えた「自分スタイル」の家の
商品版なんですね。
あと特筆すべきは、極力、水平と垂直を避けていること。
建物全体が使い込まれた感覚で、かつ丸みを帯びています
(これ、感覚ですが)。そして、配置はランダム。
思えば、自然界に水平と垂直はありません(極論か)。
気分を良くする自然と水平・垂直は相容れない関係です。
全ての事物がランダムに配置されているのが、自然です。
いやはや、いいヒントをいただきました。
建築物や不動産のようにまず値札あり、ではなく
「住まいかた」や「生きかた」に値札が付いている・・。
これからはそうだ!
とってもニッチですが、そこに活路があるかも知れません。
そう考えてみると、少しニュアンスはずれますが、
既存住宅に、少ない「2世帯」住宅は人気があります。
いままでも、たくさんの反響をいただきます。
でも売れません。
「売れない理由」はそこに「住まいかた」は
あっても「生きかた」に附合する工夫がないことじゃないかな?
まず、値札付けを止めないと、不動産は売れない。
右肩上がりの不動産ならドンドン売れますが、
右肩下がりなのに値札を付けても、
お客様からの引き合いがないのは当然です。
まだまだ、下がるですから。
千葉県の地価はここ20年、下がりっぱなしです。
不動産はもう売れない。
不動産のこれからは、「住まいかた」や「生きかた」
に深くリンクすることだと得心しました。
※実際周りの景観とは違和感がある建物。
草原や山の中に突然現れば納得ですが・・。
共感する人たちのシンボルだとすると、
古い意味での「カルト」的なニュアンスもあって・・・
年齢的には難しい。集客のエッセンスだけいただきます。