ローン営業担当者の本音?!
昨日、ある地方銀行のローンセンターの営業の方が見えました。
前任者から紹介をいただいてから、初めての時間をかけてのお話しです。
当社では、前任の方のときにローンの事前審査はこちらを含む2行にお願いしておりました。
数が多いわけではありませんが、前任の方の時には審査結果が出るのが遅く、また条件的に
他行と比較して良くなかったので、もう一方の地銀さんにお願いしていたという経緯があります。
取り扱い物件の重点を中古の集合住宅から当地では高額価格帯と言える、
一戸建て(中古・新築の建売と売建)にシフトした関係か、
お客様が変わってきて、マイホーム購入準備の良いお客様が増えお願いしている地銀さんから
は歓迎されています。
当社のそんな状況を逆転すべく、営業にみえているわけです。
さて、前提はそんなところですが、
その営業さんのお言葉に少々反応したというか、
懸念を確信させてくれる情報をいただきました。
まあ、営業トークの一種でしたが・・
「昨今の事業者の経営不振で、本来は事業資金の融資に力を入れたいところですが、
不景気で事業者の元気がないので、当行は住宅ローンに力を入れております。
他行だけでなく当行にも同時にローンの打診をいただきたい」
概略はこんな感じ。
ご本人にはしごく当然な論理展開の営業トークなのかな?
もうこの段階で、あれれ?って感じです。
瞬時に反応しちゃいますよね。
「みな」までいえませんでした。
ローンまで持っていくまでの
仲介業者や不動産売主の状況なんて、OJTで教えられないのかな?
家族や社員のため、孤軍奮闘しているサムライ経営者の「想い」
なんてその程度の扱いなのかな?
去年一昨年の収入や過去の個人的信用力、勤務先の規模等で判断される
住宅ローンですが、お家を買う方もどこかの事業体に所属しているんですよね。
水が汚れているのなら、
誰でも上澄みを飲みたい気持ちは当然でしょうけどね。
かつてある住宅ローン専門会社の方から聞いた言葉を思い出しました。
「ローンの相談されたときは、
その方の家に伺います。最低1時間はよもやまお話をします。
トイレを借りて主婦として心がけを見させてもらいます。
ご主人や奥様の身につけているもの、お部屋に置いてあるものなど、
この眼で拝見して、決めますよ」
すっごいですよね。