これは確かに、業界人としてお客様への背信行為ですっ!
私のブログの一番最初に書いてあることですが、不動産仲介業の
大問題についてこの方がブログで書いています。桜事務所の長嶋修さん。
この方は、私の知る限り不動産業界で、最もお客様目線かつ立ち位置で発言している方です。
不動産と日本人の関係についての洞察は瞠目するものがあります。
不動産仲介業において、この方がおっしゃるような「物件の囲い込み」が行われることによる、
最大の被害者は不動産を売却・購入されるお客様です。
人生の一大事である、高価な不動産を扱わせていただく、われわれ不動産仲介業者は、
お客様の付託に真摯な姿勢で向き合わなければなりません。
もし、それがないとすると近い将来に淘汰されることになると思います。
この方ほど理路整然ではありませんが、私のブログ内でも同じ内容の発言をさせていただいております。
ブログテーマ(メッセージで)
「物件の囲い込み」は、お客様への背信であるのはもちろんですが、業界自体、質的転換をし
根本的にビジネスへの姿勢をあらためないと時代に取り残される運命になるでしょう。
仲介が不動産流通の「雑音」「弊害」(実際そうかもという気配はあふれていますが)の刻印を
押される前に、ケジメをつけるべきだと思います。
IT化が目覚しいこの時代、情報はシンプルに正しく伝達されなくてはいけません。
他の産業に足元をすくわれる前に、不動産業界は襟を正すべきです。
言いたくない事ですが、この千葉ニュータウン内でも日常的に行われている悪弊です。
「物件の囲い込み」行為の具体的な影響は、(千葉ニュータウンにも当てはまります)
今、物件を売却中の方なら思い当たるのでは?と思います。
例えば、
①物件がなかなか売れない。
②販売を頼んだところしかお客様を連れてこない(他者の紹介を締め出しているからです)
②従って、対象のお客様が必然的に少なくなりますから、いい条件のお客様を逃しています。
微力ながら、当社は千葉ニュータウンの不動産流通を良くするために「物件の囲い込み」
行為は決して致しません。
当面の打開策としては、売却するときは、「一般媒介」で複数の地域の不動産会社に競わせる
ことです。