不動産の有利な購入。競売物件。 | 千葉ニュータウン 住宅流通株式会社のブログ

不動産の有利な購入。競売物件。

添付は昨年12月のニュース映像です。

経済状況を反映してか、競売の申し立て件数が急増しているというニュースです。

不動産所有者にとっては、耳にしたくないニュース。
不動産を有利に買いたい方には耳寄りなニュースです。

今年の8月以降、競売物件が急増することを言っていると思います。




競売で不動産を取得することは、決して難しいことではありません。

競売市場は、プロが不動産を仕入れる格好の市場として使われているのが現状です。

「競売で不動産を安く買える」という認識は、正しいです。

現実にプロがそこから不動産を仕入れているからです。

とても基本的なことですが、一般の方が競売で有利に不動産を買うことは難しいと思います。

何故か?

①原則、基準価格(不動産鑑定額の70%です)では買えないという事実を認識していない。
②落札価格を想定できない。
③不動産そのものを評価できない。

上記3点をクリアできれば、競売物件は落札できます。

高い金額で入札すれば誰でも落札はできます。でも、それでは有利な買物にはなりません。

銘記すべきは、

競売市場は不動産のプロの仕入市場であること

です。仕入れて加工し、再販売する訳です。

プロの目論見や計算方法がわからないと、結果落札できない、またはすごく高く買って
しまうということになります。大勢は、落札できないが多いと思います。

たまに個人名で落札されている方がおりますが、
それは、不動産会社が個人名で落札したか、不動産のセミプロが落札したか、
または、プロの指導で金額を決め落札した場合だと思います。

競売物件は、入札の3~6ヶ月前位に地方裁判所で見つけることができます。

「配当要求の終期の公告」という文書が掲示されます。
これは、物件の競売申立債権者以外にも債権がある債権者に対し、
執行裁判所に債権を有する旨を申し出てくださいということです。

私はこの競売での不動産の仕入を10年超やってきました。
その前5年間も競売関連の不動産を扱ってきました。

関係法規が整備され、今の競売は安全です。

一般の方が購入する場合は、ローンを組めます(事前の審査や自己資金が必要ですが)

また、「配当要求の終期の公告」後は、開札の前日まで、債権者と相談をして
競売前にその物件を優先的に購入することも可能です。

このようなご相談も承りますので、ぜひご相談ください。

対象は、日本全国の地方裁判所です。