シンプル・イズ・ベスト | 千葉ニュータウン 住宅流通株式会社のブログ

シンプル・イズ・ベスト

今朝、NHKのニュースで白井の分譲住宅の紹介をしていました。


NHKですから、企業名は言いませんが、それは無印良品の良品計画です。


半年位前に日本経済新聞でも記事に取り上げられていました。

この物件に対する地元の反応は、「うれない!」でした。

場所は、地元でもC評価の場所。宣伝もあまり地元ではしていません。


実際どの程度の成約数が出るか?、完売までの期間は?、まだわかりません。

30代の購入者が都心をはなれて、無理をしない住宅購入を志向している、

というのがニュースのテーマでした。
そのためには、地価の安い地域でシンプルな発想の建築物を提供すれば、

賛同する顧客層が殺到するだろう、と言う想定ですが、

今のところ、正しかったようです。

外観的にもシンプルで雨漏りや地震にも強そうな印象です。


今後の成約状況に関心を持っています。

そういえば、最近築浅の既存一戸建てが売れています。

それも半年前の事例を越える金額です。

右肩下がり?に下がり続けていた当地の事例をひっくり返すものです。
北総線の延伸を待つまでもなく、顧客の志向性の変化で、

新しい需要が出ているようです。

ハデな見かけより、よりシンプルにかつ無理のない価格で

、賃貸当時のまま人生を楽しみたいと思う顧客層の登場です。

この建物にはカーテンレールも付いていません。

そのあたりは、DO IT YOURSELF(DIY)なんでしょうか?


そうなると、ホームセンターのテーマも変化すべきかもしれません。

「THINK YOURSELF(TYS)」とか「MANAGE BY YOURSELF(MBY)」とかです。


安心、安全、シンプル、等身大。
そんなキーワードが頭に浮かびました。

私の大好きな、リノベーションのテーマも変わらなくては!
売らんかな主義の買主不在の見かけだけリノベーションは、

いずれ姿を変える必要に迫られると思っています。

もっと大切なものがあると思いますから。


※30代って、スマートフォン+twitter世代ですね。

仲間内だけの符牒ですが・・。

ちなみに、地元では、捕捉できない購買層です。

「売れない!」と地元ウォッチャーがつぶやくのも

納得できます。