こんなものいらない!
不動産取引をするとよくこんな言葉に巡り合います。
①専属専任媒介
②専任媒介
③一般媒介
聞き慣れない、よくわからないという方は、下記を参考にして下さい。
(私としては、添付のリンクの方の意見に全面的に賛成ということではありませんが)
http://allabout.co.jp/house/buyhouseshuto/closeup/CU20020905A/
上記の①や②は多少の違いはありますが、特定の不動産会社に売却(または購入等)を
主として任せる→だから、頑張る!というものです。
①や②、③を受託するのは、免許のある不動産会社ですが、売却の場合売主さんにお会いし
折衝するのは、その不動産会社の営業マンです。
売主さんは、営業マンのアドバイスや(利益)誘導で売却の決断をし、上記の①~③の契約方式を
選びます。
ここまでは、経済活動である不動産業務での売却物件受託の表面的な流れです。
しかし、不動産の売却や購入は、一個人にとって人生の一大事という側面もあります。
大きなお金が動きます。
それは、人生の大半を占める債務を負ったり、精算したりする行為ですから。
そこには(売却の場合は)売主さんの強い"想い”があります。
専属や専任という独占的な付託を得た者は、それなりの覚悟と方策がなければなりません。
しかし、実際は(私自身の反省も含め)日常的な事務作業になっていると思います。
耳に心地よい美辞麗句と迎合的な希望的観測で売主さんの「了」を頂戴し、売却活動は受託していても、売主さんが付託したはずの"想い”は、素通りしてしまい、目前にある調印済みの媒介契約書が全て
となってしまっています。
あとは、契約期間の3ヶ月間(延長できますが・・)決まった事務作業(報告・連絡)と時としてなんらの反省や創意工夫のない、広告作業を繰り返し、基本的姿勢は、「待てば海路の日よりあり」です。
これは、一度専属や専任の媒介契約を受託すればある種の権利(利権?)を得たと勘違いする結果です。
私自身、社有物件を持つ売主として思いますが、仲介不動産会社の営業マンは売主の気持ちがわかりません。(もちろん、全てではありませんが)
売主さんはこんなことを考えています。(ご賛同いただければうれしいです)
①売主は、寂しがりや。(肉声で人の言葉で、適度に連絡や報告が欲しい)
②事実を教えて欲しい。(誇張や規模的観測はうんざり)
③自分の物件を最優先で考えて欲しい。(私がオンリーワン)
④経験や知識よりもハートのある営業マンがいい
⑤具体的なスケジュールが欲しい
まだまだ、あると思います。
私は、皆さんと同じ一売主としての立場では、売らなくてはいけない状況ですから、
悶々として、夜も眠れない気持ちになることがあります。
寝言や夢はほぼ毎日です。
では、果たして受託だけして、私たちの“想い”を付託したはずの営業マンは、どうなんでしょうか?
悶々とした夜を過ごしているのでしょうか?
卑近な例ですが、私の会社には、「義務感の塊」のような方が一人居ります。
彼は、仕事や人生のストレスで、脱毛・高血圧です(マズイ!ここはご内密に).
ある意味、生命をすり減らして自分や家族のためにこの仕事をしています。
下世話な話ですが、不動産取引での心構えは、大切な配偶者や恋人、子らや親への“想い”に似ています。
真摯な人間なら、二股三股は不可能です。
専属や専任物件を複数、たくさん抱えている会社、営業マンに“想い”を付託していいのでしょうか?
私は、この業界の経験が長いので、唾棄すべき不動産会社の実態を知っています。
そのことについては、また、別の機会にお話することもあるかも知れませんが・・。
肩の凝る話、説明下手で失礼しました。
昨夜のバッハの「ダブルコンチェルト」の「第二楽章」です。
よろしければ。
①専属専任媒介
②専任媒介
③一般媒介
聞き慣れない、よくわからないという方は、下記を参考にして下さい。
(私としては、添付のリンクの方の意見に全面的に賛成ということではありませんが)
http://allabout.co.jp/house/buyhouseshuto/closeup/CU20020905A/
上記の①や②は多少の違いはありますが、特定の不動産会社に売却(または購入等)を
主として任せる→だから、頑張る!というものです。
①や②、③を受託するのは、免許のある不動産会社ですが、売却の場合売主さんにお会いし
折衝するのは、その不動産会社の営業マンです。
売主さんは、営業マンのアドバイスや(利益)誘導で売却の決断をし、上記の①~③の契約方式を
選びます。
ここまでは、経済活動である不動産業務での売却物件受託の表面的な流れです。
しかし、不動産の売却や購入は、一個人にとって人生の一大事という側面もあります。
大きなお金が動きます。
それは、人生の大半を占める債務を負ったり、精算したりする行為ですから。
そこには(売却の場合は)売主さんの強い"想い”があります。
専属や専任という独占的な付託を得た者は、それなりの覚悟と方策がなければなりません。
しかし、実際は(私自身の反省も含め)日常的な事務作業になっていると思います。
耳に心地よい美辞麗句と迎合的な希望的観測で売主さんの「了」を頂戴し、売却活動は受託していても、売主さんが付託したはずの"想い”は、素通りしてしまい、目前にある調印済みの媒介契約書が全て
となってしまっています。
あとは、契約期間の3ヶ月間(延長できますが・・)決まった事務作業(報告・連絡)と時としてなんらの反省や創意工夫のない、広告作業を繰り返し、基本的姿勢は、「待てば海路の日よりあり」です。
これは、一度専属や専任の媒介契約を受託すればある種の権利(利権?)を得たと勘違いする結果です。
私自身、社有物件を持つ売主として思いますが、仲介不動産会社の営業マンは売主の気持ちがわかりません。(もちろん、全てではありませんが)
売主さんはこんなことを考えています。(ご賛同いただければうれしいです)
①売主は、寂しがりや。(肉声で人の言葉で、適度に連絡や報告が欲しい)
②事実を教えて欲しい。(誇張や規模的観測はうんざり)
③自分の物件を最優先で考えて欲しい。(私がオンリーワン)
④経験や知識よりもハートのある営業マンがいい
⑤具体的なスケジュールが欲しい
まだまだ、あると思います。
私は、皆さんと同じ一売主としての立場では、売らなくてはいけない状況ですから、
悶々として、夜も眠れない気持ちになることがあります。
寝言や夢はほぼ毎日です。
では、果たして受託だけして、私たちの“想い”を付託したはずの営業マンは、どうなんでしょうか?
悶々とした夜を過ごしているのでしょうか?
卑近な例ですが、私の会社には、「義務感の塊」のような方が一人居ります。
彼は、仕事や人生のストレスで、脱毛・高血圧です(マズイ!ここはご内密に).
ある意味、生命をすり減らして自分や家族のためにこの仕事をしています。
下世話な話ですが、不動産取引での心構えは、大切な配偶者や恋人、子らや親への“想い”に似ています。
真摯な人間なら、二股三股は不可能です。
専属や専任物件を複数、たくさん抱えている会社、営業マンに“想い”を付託していいのでしょうか?
私は、この業界の経験が長いので、唾棄すべき不動産会社の実態を知っています。
そのことについては、また、別の機会にお話することもあるかも知れませんが・・。
肩の凝る話、説明下手で失礼しました。
昨夜のバッハの「ダブルコンチェルト」の「第二楽章」です。
よろしければ。