苫小牧に引っ越して来てから、1ヶ月が過ぎた。
苫小牧の新居に関しては、何の不満も無い。

梅子さんと二人で暮らして行くのには、
十分過ぎるくらいの広さが有るし、
何ひとつ不自由する事無く、暮らしている。

おいらね、充実した人生を送る為には、
リラックスする時間が重要なのだと思っている訳です。

まあ、24時間、ダラ~と、リラックスしているような、
おいらが言うのも、何なんですけれどね。

四六時中リラックスしているようなおいらなんですけど、
中でも最もリラックス出来るのは、「お風呂タイム」なのです。

でね、苫小牧に引っ越して来て以来、
どうも、お風呂タイムにリラックス出来ないのです…。

何だか、チャッチャッと身体を洗って、
チャッチャッと、お湯に浸かって、
チャッチャッと、出なければいけないような、
急き立てられているような気分に成ってしまうのです。

これは何なのかと考えると、
どうも、家庭用の風呂に、余り慣れていないからだと思う。

過去20年間くらいは、毎日、好きな時間に、好きなだけ、
温泉大浴場に浸かっている事が出来たのです。

なんだったら、ちょっと泳げるくらいの大きな浴槽で、
何も考えずに、ただただボ~と浸かっていると、
得も言われぬ幸福感に包まれて来るのです。

もちろん、源泉100%の天然温泉です。

こんな夢のような生活に、すっかり身体が慣れてしまっている。

おいら、背が高いので、家庭用の浴槽だと、
好きなだけ身体を伸ばす事も出来ないのです。

ちょっと窮屈な感じがして、あんまりリラックス出来ない。

考えてみると、高校時代は下宿生活をしていて、
銭湯に通っていました。

東京に出て来てからも、最初の15年間以上は、
銭湯に通っていた。

銭湯も、大浴場と言えば大浴場ですよね。
まあ、混んでいる時も有るんだけれど…。

ここ、20年間は、ずっと温泉三昧の生活だったし、
家庭用の風呂を使っていたのは、
大人に成ってからは、10年足らずなのです。

それでね、お風呂タイムが、あんまりリラックス出来ないのです。

この対策は、一応は考えてはいるんですけれどね、
梅子さんに何と言われるか分からないので、
まだ、その計画は話してはいないのです。


人間、リラックスするのが、一番大切だと思っているんですけど、
それと同じくらい同じくらい重要なのは、
緊張する事なのじゃないかとも、思っているのです。

おいらね、囲碁が好きなんですけれど、
囲碁の対局中は、一時たりとも、気を許すは出来ないのです。

緊張すると言うのとは、ちょっとニュアンスが異なるのかも、
知れないんですけれどね。

常に、細心の注意を払っていないといけないのです。
細心の注意を払って、常に考えていないといけない。

それも、1箇所だけを考えていてはいけない。

1箇所を真剣に考えていながら、
それと同時に、常に全体に目を光らせていなければいけない。

「おいら、今、考えているところなんですよ」
と、自分自身を騙す事すら、許されない。

常に、全体に注意を払っていないといけない。

ほんのちょっと、気を許しただけで、
それは、負けに直結してしまうのです。

この、全体に対して注意を払うと言う事を、
継続して行くのは、かなり、緊張するモノなのです。

この緊張感を持続して行くが、かなりの快感でも有るのです。

いや、何の話しをしていたのか、
良く分からなく成ってしまいました…。
 

 

 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村