おいらは、行動部隊のポートフォリオとは別に、
永久保存部隊と呼んでいるポートフォリオを持っています。
規模としては、行動部隊のちょうど、1.5倍ほどです。
行動部隊と同様、100%個別銘柄で構成されています。
銘柄数は、現在ちょうど30銘柄です。
永久保存部隊と言う名前の通り、
ほとんど、更新する事は有りません。
近年では、1年に、1銘柄か2銘柄を追加するくらい。
全く、新陳代謝などしていない状態なのです。
でもね、永久保存部隊も、ポートフォリオである以上、
本来なら、新陳代謝するべきなのだろうと思っています。
でも、なかなか手が付けられないままでいるのです。
それは何故なのかと言うと、
新陳代謝よりも、もっと大きな問題が有って、
その問題が、自分の中で、まだ片が付いていないからです。
それは、ポートフォリオにETFを組み入れるかどうか?
と言う問題なのです。
ず~っと昔から、ず~っとこの問題に引っ掛かっている。
未だに、結論を出せないままでいるのです。
今年中には、結論を出したいと思っているのです。
ETFの仕組みや、その効果については、
おいら、良く理解しているつもりなのです。
おいらの場合、セクター別のETFなどには、
ほとんど興味が有りません。
それを買うくらいなら、個別銘柄を買えば良いのだから…。
おいらの場合、ポートフォリオにETFを組み入れるのは、
リスク管理の為に、違いが有りません。
つまり、個別銘柄に対する自分の「読み」が、
失敗した時の為に備えると言う考え方です。
偏った自分の「読み」が失敗した時に、
ETFの分散効果が、それを補ってくれる。
いわば、一種の保険のようなモノです。
そう成ると、組み入れるべきETFは、
インデックス系のETFに成らざるを得ないと思うのです。
おいら、銘柄選択をする際には、出来るだけ、
自分の好き嫌いは、排除するように心掛けています。
出来るだけ平等な視線で、会社の業績や将来性について、
判断するように努めています。
それでもね、人間だからやっぱり、
好き嫌いは有る訳なのです。
例えば、おいら、S&P500指数の構成銘柄は、
ほとんどの銘柄は、一度は買った事が有ると思います。
例えば、アマゾン(AMZN)だとか、
バークシャー・ハサウェイ(BRK-B)など、
一度も買った事が無い銘柄も、有るには有るのです。
アマゾンや、バークシャー・ハサウェイなんかはね、
おいら、買いたくは無いんです。
今後も、まず買う事は無いんだろうと思う。
でも、インデックス系のETFを買うって事に成ると、
間接的では有るにしても、アマゾンを買う事に成る。
アマゾンと言う会社は、おいらが愛した、
町の商店街を潰した、天敵のような会社なのです!
まあ、時代の流れと言うモノも、有るんだろうとは思うよ。
それでも、もしもアマゾンが存在しなかったら、
こんなにも壊滅的には、商店街は潰れなかったと思う。
そんな会社の株を、たとえ間接的では有るにしても、
買わなければいけない事に成る。
そこのところが、おいら、釈然とはしない訳なのです。
それがね、ETFをポートフォリオに組み入れるかどうかの、
最大の問題点なのです。
今年中には、結論を出したいと思っているのです。
今でも、心は揺れ動いている。
どう言う結論に成るのか、まだ分かりません。