NY市場は、低迷している。
高値圏から一気に、調整期間に入るかのように見える。
それは、事実なので、素直に認めるとしよう。
だけどね、おいらの皮膚感覚とは、ちょっと違うんだよな~。
アメリカ経済全体に関しては、
確かに、この先2年間程度は、苦しい時期を迎えると思う。
でもさ、今、この時点で、
長い調整期間に入るのかと言うと、ちょっと違う気がするんだよね。
その事を、キチンと説明しようとすると、
凄く、難しいんだよね。
なので、おいらの行動部隊の中で、
おいらの足を引っ張っているかのように見える銘柄を例に取って、
見て行きたいと思う。
先ずは、その銘柄たちを、リストアップして置こう。
【行動部隊の中で、含み損を喰らっている銘柄】
アリスタ・ネットワークス(ANET)………………… △4.45%
イルミナ(ILMN)………………………………… △0.96%
セールスフォース・ドットコム(CRM)…………… △1.46%
ヴィーバ・システムズ(VEEV)…………………… △1.68%
コムキャスト(CMCSA)………………………… △1.98%
アリスタ・ネットワークス(ANET)
今年の3月~7月まで、5ヶ月間に渡って、モメンタムに乗って、
ほぼ、1本調子で、上昇。
8月に入って、乱調。
現在は、調整に入ったかのように、見える。
【2Q(4月~6月)の、決算内容】
売上高、EPS、共に、コンセンサス予想を上回った。
3Qのガイダンスも、コンセンサス予想を上回っている。
おいらには、どこにも、隙が無いように見える。
株価が下落する要因が、見当たらない。
バリュエーションが、高いとも思えない。
ここは、絶好の買い時のように、見えてしまう。
イルミナ(ILMN)
今年の5月~8月に掛けて、順調に上昇した。
8月の中旬から、突然、株価が乱れる。
【2Q(4月~6月)の、決算内容】
売上高は、コンセンサス予想を上回り、
EPSは、コンセンサス予想を、大幅に上回った。
FY21の通年ガイダンスも、コンセンサス予想を上回った。
ゲノムシーケンスの分野で、圧倒的な存在だ。
去年に買収した、癌診断のグレイルも、調子が良さそうだ。
どこにも、隙が無いように見える。
バリュエーションは高いけれど、ここは、買い時でしょ!
セールスフォース・ドットコム(CRM)
今年の5月~8月に掛けて、順調に上昇した。
8月の下旬から、突然、株価が乱れる。
【2Q(5月~7月)の、決算内容】
売上高は、コンセンサス予想を上回り、
EPSは、コンセンサス予想を、1.5倍も上回った。
3Qのガイダンスも、素晴らしい。
素晴らしい決算だとしか、言い様が無い!
何ひとつ、不安が見当たらない。
なぜ、株価が下げているのか、全く理解出来ない。
絶好の買い時なんじゃ、ないの?
ヴィーバ・システムズ(VEEV)
5月~7月に掛けて、順調に上昇した。
8月に、ドンッと下げて、9月に入ってからも、ドンッと下げた。
現在は、調整に入ったかのように見える。
【1Q(5月~7月)の、決算内容】
売上高も、EPSも、コンセンサス予想を上回った。
2Qのガイダンスも、FY22の通年ガイダンスも、全て良い。
好決算にも関わらず、株価が下がっている。
なぜなのか、理解出来ない。
投資家様の期待が、高すぎるのだろうか?
コムキャスト(CMCSA)
今年の4月から、基本的に、株価は上昇している。
だが、9月に入ってから、株価は急落している。
【2Q(4月~6月)の、決算内容】
売上高、EPSともに、コンセンサス予想を上回っている。
申し分の無い、決算内容だと思う。
競争が激しいのは、良く理解しているつもり。
でも、おいらには、ネットフリックス(NFLX)よりも、
ウォルト・ディズニー(DIS)よりも、
ずっと、魅力的に見える。
バリェーションだって低いし、
何で、株価が上がらないのか、さっぱり分からない。
つまりですよ、おいらの目に狂いが無いので有れば、
銘柄選択には、何も失敗していないハズなのだ。
それで、この結果なんだよ。
それはさ、おいらの見る目が、濁っていると言う事なのか?
えっ、えっ、そうなんだろうか?