１Ｑ（２月～４月）決算の内容は、良かった、
（少なくとも、悪くは無かった）
と、思っています。
売上高にしても、ＥＰＳにしても、
コンセンサスを大きく上回る、好内容だったと思うし。
自社株買いも、計画通りに進めている。
ホームデポ（ＨＤ）の決算が、
決して、悪かったと思っている訳じゃ無いんだけれど、
木材価格の高騰と言う、同じ環境を背負いながら、
粗利益率が、低下しなかったという点で、
ロウズに、分が有るのでは、無いだろうか？
その上、カナダの販路を積極的に拡大した結果が、
数字として表れて来たという点でも、評価は高いと思う。
つまり、決算内容自体には、何も文句の付け様が無いと、
おいらは、思っているんでやんす。
にも関わらず、株価は伸びないんだよね。
トレーダーをやっていると、こういった状況に、
しばしば、ブチ当たる訳でやんす。
企業業績が、好調なのは、誰もが認めている。
にも関わらず、株価は低迷する。
いわゆる、材料出尽くしと、言うんでしょうか？
現在の好調さに関しては、誰もが認める。
ただ、今後も、今以上の好調さが続くと言えるのか？
その点に関して、誰もが、ちょっと疑問に感じている。
株価と言う観点で見ると、こう言うケースって、
大抵の場合、その後、ジリジリと右肩下がりに成る事が多い。
トレーダーをやっていて、いろんな種類の悩みは有るけれど、
こういう時の迷いが、一番大きいような気がします。
① 勢いと言う意味で、今がピーク。
ここで、スパッと売って、別のこれから伸びる銘柄に移行すべし！
② これだけ良い業績を上げている銘柄を売る必要は有るのか？
むしろ投資家の方が、間違っている。
見直し買いが入る可能性は、大いに有る。
いつも、この問題で迷います。
二つに一つを選ぶだけの問題なのに、
優柔不断なおいらは、たっぷりと１週間は、
この問題だけで、迷う事が出来る。
世の中には、すご腕のトレーダー（常勝してる人たちね）が居て、
きっと、そう言う人たちは、迷わずに、①を、選ぶんだと思う。
「そんな銘柄を保有している事自体が、機会の損失に他ならない！」
何事も無く、そう言い切れるところが、すご腕の証明なんだと思う。
でも、おいらは、どうしても迷ってしまう。
毎回毎回、迷ってしまう。
だから、一流には、成れないんだろうね、きっと。
