まず、問題なのは、
クアルコム(QCOM)は、果たして、「売り」なのかどうか?
「大した問題じゃ、無いんじゃ無いの?」
って、声も、聞こえて、来ない訳じゃ無いんですけれどね。
おいらにとっては、結構、重大な問題なのだ!
自分の、トレードに対する基本的なスタンスが、
問われている、問題なのです。
なので、自分自身の為にも、ケリを付けて置く必要が有るのです。
問題と成っているのは、日本時間で、昨日の朝に発表された、
FY21の1Q決算です。
素人っぽい感覚で言うと、非常に、良い決算内容でした。
・売上高…前年比+63%の、82.3億ドル。
(コンセンサスは、82.5億ドルでした。)
・EPS…2.17ドル。
(コンセンサスは、2.09ドルでした。)
・来期(2Q)のガイダンス
売上高…72~80億ドル。
(コンセンサスは、71億ドルでした。)
EPS…1.55~1.75ドル。
(コンセンサスは、1.55ドルでした。)
相場のプロの世界では、これは、悪い決算内容です。
なぜかと言うと、売上高が、コンセンサスに届かなかったから!
これは、素直に、その通りだと、認めます。
良い、決算内容だったとは、言えません。
…でもさ、酷く悪い決算だったとは、言えないんじゃ無いの?
売上高が、ちょっとだけ、未達だった、だけだから。
EPSも、ガイダンスも、文句無しの内容でしょ!
でも、機関投資家は、こう言ったミスは、見逃しません。
昨夜のNY市場では、△8.83%と、大きく下げました。
出来高が、普段の5倍以上だった事だけでも、
機関投資家が、動いたのは、確かだと、思います。
機関は、昨夜、売り切れなかった分を、
今夜も、引き続き売って来る、可能性も高いと思います。
おそらく、今夜も、下げ気味のヨコヨコに成るんじゃ無いかな?
で、有るとするのならよ、
ここで、売りは無いですよ!
むしろ、機関が、売りたいモノを、売り尽くした時を見計らって、
強く、買って行きたい!
問題は、機関は、いつ、売り尽くすのか?
なのだと、おいらは、思っています。
機関は、今晩中に、売り尽くすのか?
それは、解かりません。
敢えて上げれば、参考に成る指標が、無い訳じゃ無い。
たいていの場合、機関は75日線よりも下までは、売って来ません。
つまり、株価が、75日線のところに、留まっている限りは、
機関は、まだ、売り切れて無いと見て、良いと思っています。