猫のドライフード、
「これはうまい」とか「これはうまくない」とか、誰が決めたんでしょうか。
さて、小型犬の膀胱結石と猫の歯科処置(重度)を続け様にオペしたのですが、どちらが楽だと思いますか?
楽なのは確実に膀胱結石です。
歯科処置は歯石を除去して、ダメな歯を抜いて、その根っこの部分を綺麗にして、ダメな肉を切除して、骨を削って歯肉を剥がして歯肉を縫って、それが何箇所もあるのです。
しかも腰をかがめて見る角度を変えたりと、腰にも負担がきます。
綺麗に縫えると仕上がりはとても美しく満足感を与えてもらえるのですが、
「あれ、今日はお昼ご飯5分で済まさないとだね」
という感じに。しかも色々道具を出すのでお片付けも時間がかかります。
でも、しっかりと処置をしないと感染症を起こしたり、出血が止まらなかったり、術後の痛みがひかなかったりと
いろいろな弊害があります。ということで丁寧にやらないと猫さんがかわいそうなんですね。
駄菓子菓子、丁寧にやると大変でして、
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜」
「お〜〜〜〜〜〜〜」
変な声を出しながら頑張って手術します。
うちのスタッフはどんな気持ちで私をみているのでしょうか。