友よりのライン | カワセミの独り言

カワセミの独り言

酒・人・花 自然と共に

 今朝早く現役時代からの釣り仲間から、アシナガキノコを頂いたので生食用カボチャのコリンキーと一緒に持って行きますと、ラインがありました。

 アシナガは地元では最も安心して食べられているキノコで、我が地域では最もポピュラーな食べ方としては、アシナガ蕎麦であります。

本来なら即蕎麦を打ち今夜に備えたいところだが、病魔に侵され!頭が半分痺れている様な?身には、それは到底無理という事!

 何とかせめて乾麺ではない蕎麦を手に入れ、初物を味わいたいと思う。

 ところで彼は足長とコリンキーの二つを持って行くと言っていたのだが、実は何処の川でつったものかは忘れたがと言いながら、冷凍物の岩魚も沢山持ってきてくれました。

 日々人とのふれ合いがないだけに、来訪に喜び感謝することしきり! 1時間以上話に花が咲いてしまいました。

 

 さて今日10/7の花は“ドウダンツツジ”とあるが、その漢字を見て驚きました。 なんと灯台躑躅と書く様です。春に小さな白い花を咲かせ、秋にはこれもまた小さな葉を真紅に彩ります。特に寒暖差の大きい地域では赤の色は格別なものとなる。それにしても躑躅(ツツジ)という漢字見たこともない様な難し字で私には無理! とても覚えられない!

ドウダンツツジの紅葉

 近くの田圃の稲は既に刈り取られているが、兼業農家の田圃では仕事と空模様の複雑な事情?からか未だ未了のところもありまして、農作業の大変さを感じるところです。 

 十五夜を過ぎたススキ(薄)は “花すすき 風のもつれは 風が解く”  福田蓼汀 (花薄はススキの穂の事)

ススキの画像 に対する画像結果

 ススキ(薄)はその後少しずつ変化を続け、やがて冬には茎だけが残り「枯れ尾花」となる。

 

 明日は二十四節気「甘露」を迎える事となるが、果たして草などに冷たい露が降りてくるのだろうか? 台風の襲来や長雨も落ち着いて秋晴れが増える頃というが、昨今の気象変動から見てもそれは未だ実感できないのでは?という気持がする。

 

 この日の花はシュウメイギク(秋明菊) 名前からすると菊だと思うのだが、植物学からするとキンポウゲ科のアネモネの仲間だというから驚き以外の何物でもない。

 英名はジャパニーズアネモネ。 京都の貴船地域によく見られ、水原秋櫻子の句に、「菊の香や 垣の裾にも 貴船菊」とある。 ”大和本草”の書には「秋牡丹」と記載されている。 これから庭に咲く花だが、花びらに見えるのはガクが変化したもので、1枚ずつその大きさが異なりその表情を豊かにしている。

 我が家ではこの夏私のダウンにより、敷地内に草が繁茂してしまい、仕方なく草取りを業者委託したため、植木も何も皆坊主に! またすぐに芽を出すからさ!と言い訳とも慰めともつかぬ言葉を言われたが、今年はあのかれんな白と紫の花を見ることは出来ない---- 流石に少し寂しい気分ではある。

 

 異常な暑さからやや解放され?次に思うのは冬の寒さだろう。何事も備えあれば憂い無し! 適切な準備を心掛けようではありませんか! 

 皆様とご家族のご健勝を心よりお祈り致します。 (合掌)