優雅なる日々 | カワセミの独り言

カワセミの独り言

酒・人・花 自然と共に

 今私には出来る時に出来ることを!と、いうモットーの元取り組んでいるものがあります。

漸く春になり桜も咲き庭にはあの忌まわしい?雑草という、何の由縁もないものが?勢いよく生え始めています。 そんなことばかりに構っているわけにも行きませんので、何とか有意義に過ごそうと河津の友人の家に通っております。

 是非来て欲しいというので遊びがてら出掛けたところ、私の好きなお仕事が沢山あることが解りまして、彼が余り得意でないことらしいことで?私が大好きなこと?をするようになりました。

 広大な敷地の中に長年放置された樹木が伸び放題だったり、庭木の育ち過ぎも多々ありましたので、伐採したり剪定したりを繰返しました。 私が太い枝に梯子を掛け伐採すると、ご主人がハンディー チィエンソーで太いところを切り、奥さんが電動剪定鋏で小枝を切り、軽トラで焼却スペースに運搬する! その手際の良さは驚くばかりのものでしす。

 彼らとのお付合いは普通の呑み仲間? 奥さんの実家近くに家を建てることになったが、農地法の何やかや?で図面は出来ているのだが、夢の実現には未だ時間が掛かるようだ? 

 以前のブログから概ねはご理解戴けて何時と思いますが、ニューサマーオレンジやアボガドの剪定に明け暮れ、旧交を温めている日々ではあります。

 私の作る木工アクセサリーや装飾品にご理解を戴き、ありがたい励ましの言葉を戴き、エンジン全開とばかりに作っているが、今回は以前私が作った”まな板”に埋め込んだ写真を見て、感動した? 筍の象嵌を額に入れて飾りたいとの事で、伊豆は筍の産地でもある事からこれはやるしかない!と思い、作ることにしたものです。

次もカッティング ボードの赤カブです。

 

 既に本来の目的の筍は組上げてありますが、額に入れたいと言うことなので先輩に、額の制作について教示を請いました。

 次のようなケヤキの材を留めに切り、不慣れな額縁製作にトライ! 初めての額制作がそれ程簡単にいくはずもなく? この程度のもにになりました。

専用工具でしっかりと固定し接着剤で固めます。

     

 筍の余白に何か入れるべしと言うことで、竹の幹や葉を入れることに! 背板は勿論の屋久杉ですがこれで手持ちが終わるのが何とも寂しい・・・・厚みを12mmではなく6mmにすれば良かったかな? まあそれは見た人の心に響くはずです・・・?

  

 ところでどうする? 竹の幹とその葉の緑色?と言われたが、竹が何故緑色でないといけないのか? 筍だって色々な色で作っているのだから?何も怖がることはない! バランスを考えれば何も怖くはないのでは?と切り返した!

 そこで登場したのが次の画像の様な手持ちの木板です。

上は版画でお馴染みの”朴ノ木”の濁った薄緑色! 下は昔から指物に使われていた黒柿(柿の木)の何ともいえない雰囲気の板です。 また白い部分にもカット線があるように、そこも使います!

 異様に思える右方向の黒い線は竹の幹! そして白い部分のカット線は葉に使うパーツの型です。

 これを最初の画像のパーツ番号に添い、切り取り形を正確に作り、カット&トライを繰り返し嵌め込む込んで行きます。

 まあまあ皆様! 焦らずに事と次第をお待ち下さい! 

きっと? 多分? 絶対?? 想像を絶するものに仕上げたいと思っております・・・!

 この様に立派な黒柿の板を育んでくれた自然に、感謝々でありそこに感謝をしなくては!と思っております。