10月になりました。 遅れすぎのシロハナです。

 遅すぎてまだ先にブログアップですが、9/29に今年初のアサギマダラ蝶を見ました。

 

2回分まとめて投稿です。

9/19

 いつものフィールド内です。

途中まで行ったことのある谷へ、今回はその奥の峠までとりあえず探索。

峠近くのため池を見てみると

 タヌキモとヤンマを発見

 ヤンマは(教えてもらったところ)ギンヤンマでした。ヤンマはメスで産卵中でした。

産卵中だったので上流を見た後、戻ってタヌキモを撮っていると・・・

 ギンヤンマも戻ってきて産卵継続・・・・

 私の目の前でずーと産卵していました。 上の写真の一番下に見える水草が食虫植物のタヌキモの1種です。 

 

 

つづいて隣の脇沢を上流に探索します。

ススキ

この上は大きなため池です。

ため池の下の崖

 水がしたたり落ちる崖ですが、日当たりが悪く食虫植物はありません。

下流に戻り、脇沢探索、湿地があるものの日当たりが悪いとこばかりで、食虫植物はありませんでした。

 この谷には湿原があるはずですので、他の脇沢も随分探索しましたが湿原はなく、おそらく脇沢の護岸工事で消滅したようです。

 探索中に一匹蛇がいましたが写真は撮れず・・・茶色の蛇でした。

 

 最後に行きしなに谷の道路わきで見つけていたモウセンゴケ自生地に。

最初に見つけていたものの、後ろから車が来たため、前に進んでしまいましたので、帰り際に撮影です。

モウセンゴケ

道路わきの岩肌の斜面の湧き水のあるところに自生していました。

9/19は目的の湿原は発見できず(多分消滅)、タヌキモとモウセンゴケの自生地発見+銀ヤンマの産卵が成果でした。

 

9/22この日も食虫探索です。

湿原情報を元にある池に向かいます。

少し苦労して山道に出、峠に向かって歩きます。

峠を越えて少し行くと湿地に・・・

 中心部を観察しようと、長靴に履き替え一歩踏み込むとズボーとはまりました、湿地が沼になっていました。 一歩目だったので岸の木につかまり脱出~2,3歩目であれば脱出に苦労するとこでした。

 湿地観察は諦め、道を先に進みます。

 すると道の濡れている所にミミカキグサ発見

道周囲が小さな湿原化しています。

ミミカキグサと湿原に生える草が生えていました。

ここは崖崩れ跡の下で崖から水がしみだし、湿原化していました。

 

さらに進みます。

小川の先に池があるかと、滑川の川をドンドン下りますが池にはつかず・・・・

 道を間違えてドンドン下流に行っていました、滝のあるところで気が付いてUターン上流へ戻ります。

30分ほどロスして目的の池に、途中目的の湿原の横を通りましたが、池に先に向かいます。

 この池は4、5年前に来ています。まず池のほとりの埋め立てて地面のあるところに、すでに道が半分消失していて、藪漕ぎをして到着です。

池、地面

 来てみるとと地面が低くなっていて、池の水位に近くなり湿原化していました。

そして、ミミカキグサも多数生えている状態に

ミミカキグサ

 

ミミカキグサアップ

ミミカキ形状のタネがついています。

こちらはホザキミミカキグサ

予想外にミミカキグサ、ホザキ多数の湿原?発見です。

 

さて次は目的地の湿原へ

 

湿原にもミミカキグサ類多数でした。

 

湿原にはムラサキミミカキグサもあり。

 

珍しくピントの合った写真をトリミングアップ、

ムラサキミミカキグサ

 湿原は小川の流れに4つほど連なった湿原でした、ミミカキグサ3種は所々に咲いていました。

 そしてオオミズゴケは多数自生していましたが、モウセンゴケ見当たらない湿原です。 

 湿原は時間切れでパーと見ただけで探索終了、元の道を引き返しました。

 

9/19、22の探索でした。 ではでは。