9/13も食虫植物の自生地探索に行きました。 9/13の前編です。 天気:快晴
この日は少し普段より時間をかけ、お弁当を持参しての探索です。 場所はいつものフィールド内です。
今回はこの辺りに湿原があるとの情報をもとに探索です、ただ正確な位置がわからなかったので、湿原のありそうなところを探します。
まずは平らになっている谷間に・・・
湿原といっていいかな・・・のとこですが、木とススキなども生え湿地といったほうが良い所、食虫植物は生えていませんでした。
そのまま谷を登ります。
小川を登っていくとしばらくして崖に
地層の露頭しています。斜面から水が染み出ていて、モウセンゴケの自生していても良い環境ですが生えていません。
周囲を探索、斜面下の部分にも食虫植物は見当たりません。
湿原はこの谷ではなさそうなので、次に一山越えた向こう側の谷を目指します。
強引に崖沿いに登ります。
水の滴る小さい崖が出てきました
ここにもモウセンゴケは無しーうーん。
少し上ると藪の向こうに道が、尾根に到着(周囲の景色写真は省略。)
尾根の道を上に行き下に行き、反対の谷に下りる道を見つけて下ります。
谷に到着
今度は川を遡上します。
川は周りを削り、崖になっています。
ドンドン登ると俣があり左俣側に、スペースが・・・・川から少しよじ登り左俣の上に・・・
湿原がありました。
直径50メートルぐらいでしょうか。
サワヒヨドリ(シロハナの同定です。)
赤い実
種を調べていません(-_-;)
サワヒヨドリがはえているものの、乾燥化しているようで食虫植物はありません。
湿原下流側の川が深く下をえぐって流れているので、乾燥化している模様です。
当初ここが目的の湿原と判断しました。 事前にこの湿原の得ていた情報が「湿原は乾燥化している」だったこともありそう判断していたのです。
これは当たってはいたのですが後で対岸にも湿原があることに気が付くこととなります。
ここの湿原は湿原群で、番号を振るならここは第6湿原で、対岸に第1から5湿原と、間に乾燥化した草原、萱原、ささやぶがありました。
川底を遡上して周りが見えなかったのと草原部の笹などで対岸が見えなく気が付きませんでした。
そして、湿原に食虫植物が自生していなかったので、何とか自生地を探そうと、この第6湿原上流の左俣川をドンドン上流に登り探索することに
ズート、ずーと登ると奥に湿原様の場所が・・・・
小さいものの湿原がありました、湿原は5メーター×30メーターという所です。
真ん中に道が見えますが、おそらく鹿が付けたものです。
そしてホザキミミカキグサが生えていました。
ホザキミミカキグサ
やっと見つかりました。 食虫植物自生地の湿原発見。
モウセンゴケも生えていましたが、ピンボケ写真に付き写真は省略です。
ここで写真を撮り、休憩して栄養補給、その後さらに上流を見てみることに。 上流を上がっていくと湿地はありましたが薄暗く食虫植物は見当たらず。
これ以上奥には湿原はなさそうなのでここで引き返します。
9/13前編、後編につづく。