セトウチサンショウウオ

 

3/17は、不動谷の後、最後にセトウチサンショウウオの産卵地へ

 

 12番産卵地

探すと新たに1卵塊産卵していました。

新しい卵塊

すでに発生が進んでいます。 この卵塊は枝につけて産卵しています、上から見える位置に産卵です。。

12番生息地は前回からもう一度来るべきでした、うまくいけば成体が観察できました。

 

そして12番へ訪問の主目的は・・・

 卵塊を持ち帰り、育ててみる事です。

前回訪問の時見つけていた卵塊を、1/2分=一房持ち帰りました。幼生の形になりだいぶ発生が進んでいます。 また、産卵していた卵塊は、捕食や採取はされていませんでした。よかったよかった。

 

 これは、この卵塊の産卵方法が他と違うため、一度幼生を育ててみようと思ったためです。

 ここでは、緩やかな流れの石の下に産卵がありました、これは他の産卵地や、ここでも今回発見した、新しい卵塊と産卵場所が違います。 

 普通は水中に落ちている木の枝、、大き目の枝、幹などに付けて産む、あるいは水草などに付ける、もしくは何にも付着させなく水中に産むのが普通です。

 このように普通は陸上から見えるところが多いのに 石の下など陸上から完全に隠れている場所に産み付けているので不思議に思ったのです。

 

 それで成体まで育てて何か変わった点がないか見てみます。 多少生息地の保護の意味合いもあります。

幼生は一部元の12番生息地へ帰す予定ですが、残りの一部は成体まで飼育をチャレンジします。

 

 採取には、賛否あると思いますが、採取し飼育をしてみます。

 

 もっとも去年、今年と観察した産卵地の産卵数がかなり少なく、地域のセトウチが絶滅しかねないので、見つけた全数採取し、保護活動をしたほうが良かったかもしれません

 

 このあと家にすぐ帰えり、水槽に水合わせをして投入、一応、ちびろ過装置を稼働させています。ボチボチ、ハッチアウト、生まれると思います。

 生まれれば、ブログにアップします。

 

  後は餌の確保を、取り急ぎ手配しなければ、明日からプランクトン捕獲かブラインシュリンプ購入+沸かしを開始予定です。

 

ではでは。