奈落のパン屋 白い炎の鳥 brooch & ornament | 虹色の洪水

虹色の洪水

日本画家・刺繍作家(ブランド名「nijiiro factory」)のシロの虹色の世界

あっという間に4月になりました。

最近本を読むスピードも上がってきて色んな本を読んでいます(今は個性溢れる家族が出てくる物語を何個か読んでいます)

本はページを捲るだけで色んな世界・色んな人達に出会えるので面白いです。

自分の好きなタイミングで好きな分だけ色んな世界を堪能してまた再び現実世界に戻ってくる・・・という遊びを毎日制作の合間に楽しんでいます。

因みに私は読書をするなら断然紙派です。

様々な本の装丁や読む際に手に感じる本の重みや紙の質感がとても好きだし、読み進めていく毎に栞の位置がどんどん進んでいく様を実感出来るのが良いです。

最近は読みたい本のリストがどんどん溜まっていて、それを1冊ずつ消化していくのも楽しみの一つです。


では新作です。



奈落のパン屋 白い炎の鳥 brooch & ornament.

(nijiiro factory×Mitchi)

(ロゴチャーム:PEKI! RARIGON)


奈落のパン屋で赤鬼や青鬼と共にパンを焼いている白い炎の鳥のブローチ&オーナメントです。

赤鬼同様、パンが美味しく焼ける白い炎をまとった奈落に住む鳥です。


服は花柄ですが、「小倉餡バター」をイメージした配色にしています(小倉餡は個人的に小豆色のイメージ)

花の周りを縁取る小さなビーズが白黒なのは、バターに因んだ牛の配色になっています。

首元はまだ薄暗い森をイメージしたデザイン。

パン屋さんは朝早くから働いている印象なので、まだ太陽が昇っていない薄暗い森にしました。


両方の羽にぶら下げたのは、ミニチュア作家のMitchiさんに制作して頂いた食パンとベーグルです。こんなに小さいのに凄く美味しそう!

白い炎の鳥はパンによって最高に美味しく焼ける温度を知っているので、ベーグルや食パンの焼き加減もバッチリです。

因みにパンが焼けた際は首元の鈴が鳴ります。



頭の白い炎の部分はビーズで仕上げています(ポイントで小さな蝶を付けました)

羽の部分のデザインも面白く仕上がりました。

羽の先端にオレンジ色のスパンコールをつけたのは、炎によって羽の先端からこんがり焼けてきている事を表しています。

個人的に目の際や羽部分に立体的になるように付けたビーズがお気に入りです。


この白い炎の鳥は定期的に生まれ変わるのですが、寿命を迎える際とても綺麗な炎を放ち、その炎で焼いたパンはこの世のものとは思えない程美味しいと有名だったりします(奈落で焼いたパンなのでこの世のものでは無いですが・・・笑)

最高に美味しいパンから立ち上る湯気からまた白い炎の鳥は新しく生まれ変わるのでした。


サイズ感はこんな感じです。

七宝焼きのロゴチャームはPEKI! RARIGONさん作です。

今回は深みのある黄色を選んでみました。溶かしたバターみたいで素敵な色です。


奈落のパン屋さんで作りたかった3匹が作れました。

何とも個性豊かです^^


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【展示情報】

・未定(決まり次第告知致します)

 

【その他】

現在兵庫県丹波篠山市にある文保寺にて私の絵が表紙・裏表紙になった御朱印帳(限定数。無くなり次第終了)を授与しています(志納金2500円)

郵送授与も承っているので、詳しくは文保寺に直接ご連絡下さい。

文保寺のご連絡先→☎︎079-594-0117

 

【オンラインショップ】

現在online shopは準備中です。

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