さて、闇落ち寸前のところで、とあるブログに出会い、not 正攻法は一旦思いとどまることにしたぶんこ。

 

他にもうちょっとできることやってからでも遅くないんじゃない?と考えたのです。

こう考えると、キウイさんは恩人ですね…笑い泣き

 

では真似して自分もキウイさんの背中を追いかけよう!

処女卒業どころか結婚までGO!流れ星

 

となればよかったのかもしれませんが、しかしそうは簡単にいきませんでした。

キウイさんが実践されていたのは主に二つの方法。

 

①見た目を磨く②ガンガン異性に会いに行く

 

 

はい、②が無理ー笑い泣き

(わたしは豆腐の根性です。今も昔も、苦手なものはとことん苦手)

 

 

しかし、①なら、なんとか、がんばれる。かも…。

先述の通り、わたしは大変オタクっぽい層出身。

 

その後なぞの古着時代を経て社会人になったものの、今すごくもさい。

 

ニキビができやすく、ごわごわの汚肌

顔立ちがよくないにも関わらずお手軽メイク

個性出したつもりの似合わぬ髪型(頭の形のせいで決してカタログ通りにならない)

相変わらず変なデザインの服も好み

 

ここでほんのちょっと発起し、外見を変える事にしました。


美容皮膚科に通いレーザーで肌を改善

メイク講座を受けて、多少役立つメイクスキルを手に入れ、

自己流ファッションはやめて、ナチュラルモード系雑誌のコーディネートを参考にするように。

髪はとりあえず伸ばした。

 

こうして、ちょいブスで変な外見OLから、相変わらず地味だけど悪目立ちしない容姿に変化を遂げたのでした。

 

なお、このわずかな変化に三年かかりました、ええイヒ

そうだ、あと実家を出て一人暮らしを始めました。

今思えばこれも大きな変化だったかも。


だかしかしその間、相変わらず異性との交流は特になし。

お馴染みコンプレックスもぶら下げたまま。

 

で、そんなある日。

29歳にして、冒頭のブラジルのニュースに出会うわけです。

いや〜、こう改めて書くと…

 

 

何やってるんだか笑い泣き

 

 

でも今となっては、ちょっと頑張ってみた自分を褒めてあげたいです。


万が一、どこかに同じように悩んでる人がいるなら、

他にも方法があるよ、ということが伝われば幸いです。

 

 

前回同様、不快に思う方もいるであろう内容なので、嫌な予感がした方は閉じてくださいましショック

 

さて26歳になったころ、ぶんこは検索し始めたのです。

そう、手軽な処女の捨て方を…滝汗

 

 

このおもりを早く捨てたい、そしてあっち側にわたしも行って楽になりたい!

 

そんな一心でした。

(今思えば、あっちってどっち?w)

 

正攻法としては、誰かと付き合ってとっととやってしまう(言い方よ)。

でも異性に興味がないというか苦手な自分に、果たしてできるか?誰かと付き合いたいか?

 

否。つらい。

 

 

そんな中で考えついた、not 正攻法、

清く優しい皆様がどん引きするの覚悟で挙げていきます。

 

 

その1

出張ホストに賄賂を渡してお願いする

(基本的に本番はNGとされているらしい)

 

その2

その辺のナンパ師についていってお願いする

 

その3

処女○a○e的なところでお願いする

 

 

こ、こわっゲロー

 

 

何がこわいって、これを真剣に検討していた当時の自分がこわい!

 

なお、女性用の風俗も探したのだけど、見つけられなかったのでこの3つに絞りましたねー

(しかし風俗も、一時は存在したそうですねポーン

 

 

だって、一時の我慢で一生楽になれるのなら、十分に試す価値はあると思ったのです。

特に1と3は何度もサイトを見て悩んだのだけど、ギリギリのところで勇気が出ず…えーん

 

 

そんなとき、深夜の検索中(もはや日課)に、野島キウイさんのブログに出会います。

(書籍も出されているのでご存知の方も多いと思いますが、

筆者のキウイさんが、処女ながら奮闘しお付き合い→結婚するまでが綴られており、

世間では普通女子に擬態している処女にとっては、バイブル的なブログです。笑)

 

ギャグセンスがかなり高い方なので、大笑いしつつ共感しつつ、

彼女の努力する姿を見て、

ちょっと自分違うんじゃない?と思ったのでした。

 

ここで、少し話題を変え、

当時29歳にして処女だったわたしのコンプレックスについて書いてみようと思います。

(うまく説明できず、ひたすら暗いので、嫌な予感がする方は読まずに閉じてください笑い泣き

そしてエロ要素はないです笑)

 

 

彼氏を作り始める前の、自分が誰かと付き合うなんて、現実的に考えられなかった頃のこと。

 

 

コンプレックス自体は、大学を卒業する位の時期から芽生え始めました。

異性と付き合ったことがない(女として愛されたことがない?)という視点よりは、

周りが通過儀礼として経験している事が自分の身体に起きていない、という点が怖かったです。

 

普通に生きていれば自然に起きるはずなのに、なぜ自分には来なかったんだろう、どこで間違えたんだろう、と。

母親も姉妹も友達も、なんなら電車で隣に座ってるお姉さんも道行くおばさんも知ってるのに、なぜ?ぐすん

 

 

おかしな話なのですが、処女という事実がおもりのように体にぶら下がっているような状態でした。

無視しても忘れようとしても、ずっとそこにある。

そして年々重くなり、ついには周りにもわかる位に覆われるんじゃないかという感じ。

 

そして何よりも怖かったのは、このまま生き続けて何もアクションを起こさないなら、

それは一生消えない、というのが見えていたこと。

 

実は何年も前から、定期的に高齢処女について検索はしていました(毎回相当に落ち込みながら)。

 

高齢処女について調べると、大抵の記事は

 

「高齢処女は面倒くさいなんていう輩が一定数いることは確か。

でも男性は、好きな相手の初めてが自分なら、何歳であっても嬉しいもの。

焦らず大切にしましょウインクアップ

 

みたいに締めくくられている。

なるほど、好きな相手の、ねえ。

 

 

好きな相手がこの先もずっとできないなら、どこで捨てられるんだろう、これ。

 

 

26歳頃、検索が間違った方向に向かい始めますアセアセ

長くなったので続く!

 

きっかけは、チェック氏がここ数年よく行くというイベントに、わたしが興味を示したことキョロキョロ

 

運良くそのイベントのチケットがとれたので、旅行がてら行かないか、と誘われたわけです。

開催されるのは、ギリギリ地元から日帰りで行けない位のエリア。

 

しかも…そのイベントに、チェック氏の友人二名も誘うとのことなのです。

(四名用のチケットがとれたため)

 

 

え〜〜〜ガーン

 

 

問題点その1

旅行=泊り=え、そういうことだよね?

チューもしてないのにハードル高すぎやしませんか笑い泣き

 

 

問題点その2

チェック氏と二人ですらいつも疲れるのに、さらに友人二人も参戦?!

一緒にいるのはそのイベントの日だけだとしても…丸一日。

 

つ、つら!えーん

 

 

何度も書いているように、わたしは大変人見知りです。

基本的に新たな出会いには、わくわく音譜ではなく、げげっあせると思うタイプ。

そして無駄に気を遣うため団体行動が苦手。

なんなら仲良い友人との修学旅行も、当日まで気が重かった…

 

 

チェック氏よ…。

せめてチケットとる前に相談してよ〜〜

 

 

でももうチケットも購入済だし、なんとなく断れない空気のため、行く事にしたのでした。

 

ここでわたしの悪いところ。

こういうときに心配だったり嫌なそぶりを一切見せず、「わ〜い楽しみ〜照れ」とか言うところ。

(なお、あとで聞いたら、既にこの時点で友人には声をかけていたとのこと。チェックのやつ…ムキー

 

はい、この日から私のgoogle先生への依存度がさらに高まり、

検索内容も変わってまいります。

 

わたしの検索履歴例:

アラサー 処女 彼氏

アラサー 処女 痛い

高齢処女 彼氏 反応

処女 カミングアウト タイミング

処女 言わない ばれる

カップル 旅行 何ヶ月目

 

google先生、何があったか大体想像つくかもね笑い泣き

 

 

今だからちょっと笑っちゃうけれど、

この頃のわたしにとっては、大変深刻な事態でした。

何しろ、彼氏いない=年齢よりも、処女コンプレックスの方が深い。

 

次回は、旅行問題から少し離れて、当時の処女コンプレックスについて書いてみようと思います。

 

こんにちは、ぶんこですニコニコ

 

29歳にしてついに初彼氏ができ、お付き合いがスタートしました。

わたしもチェック氏も、それぞれジャンルは違えどサブカル好きなので、

デートでは舞台を観に行ったり、映画を観に行ったり。

 

毎回、チェック氏がいろいろと提案してくれるので、

比較的スムーズに行く場所は決まります。

エリアが決まったら、食事する場所はわたしが調べたりパソコン

お互い、友人グループの中でも率先して調べるタイプのようで、この点は楽ちんです。

 

ただ…、二度会い、三度会い、四度目になっても…

如何せん、よそよそしい。

 

わたしのこれまでのイメージ(妄想)では、付き合う男女が二人で会うと、

ふわーっと楽しく会話も弾み、思わず時間が経つのを忘れてしまう

笑顔が絶えない、君といると幸せ…照れ

的なのが、デフォルトなんだと思っていました(ソースは少女漫画)。

 

普通に、会話が続かないんですけど…ゲロー

 

わたしは沈黙が極端に苦手なため、必死でつまらぬ話題を振るのですが、

聞いてるんだか聞いてないんだか、返事のみで会話を広げぬチェック氏。顔も割と無表情。

付き合う前は割と話してくれていたのにな。

つ、つかれるー

 

さらに、わたしは相手の年齢を気にするところがあり、チェック氏は何歳か年上のため、

さん付け、敬語がなかなか抜けません。

 

さらにさらにチェック氏、告白の日以来、手もあまりつないでこない。

そんなんだから、チューの気配なんてあるわけもなく。

(焦る高齢処女としては、こういったイベントは早々にクリアしておきたいというに笑い泣き

 

傍から見ると、

とぎれとぎれに敬語で話しながら少し離れて歩く、楽しくなさそうな男女。

カップルってなんだっけー

 

しかし、わたしはこれまでお付き合い経験値がゼロであるため、

これがよくあることなのか、自分とチェック氏どちらのせいなのか、

皆目見当もつきませんショボーン

そこで、唯一頼れる、

 

google先生に夜な夜な尋ねるのであった。。

 

この頃のわたしの検索履歴例:

彼氏 手をつないでこない

彼氏 会話が続かない 相性

彼氏 キスしてこない 理由

カップル よそよそしい

30代 カップル ファーストキス

 

google先生も困る笑い泣き

 

そんなこんなで、付き合って三ヶ月経過するも目立った進展もなかった、そんなある日のこと。

チェック氏から旅行に誘われました。

 

旅行?真顔

さてさて告白された帰り道。

手をつないでお話しながら帰ったわけですが、

ここで話題はなぜか、これまでの恋愛遍歴に。


(付き合って早々この話題?!ガーン当時はパニクってたので、もうどちらが振った話題なのか覚えていないですが…)

 

どうやらチェック氏は、ここ数年仕事が忙しく彼女がいなかったとのこと。

ふむふむ。


そして当然のようにわたしにも聞かれます。

ここで正直に、

「実は、チェックさんが初めての彼氏なんですぅ」と言えば本当に良かったのですが…

なぜかうっかり

 


ここで再びキムラくん登場笑い泣き

 


詳しくは話さなかったものの(詳しくもなにもキムラはこの世に存在していない)、

チェック氏には、彼氏がいたフリをしてしまったのでした。なぜだ私…笑い泣き


今思えば、29年間彼氏がいないと伝える事で、

=モテない女、どころか、ちょっとおかしい人なのでは…と思われることを恐れたのかなと。。

これまで気にせず生きてきたようでいて、実のところは自分が一番気にしていたようです。

まあ実際モテないしちょっとおかしいんだけどな!

 

この嘘のせいで、後ほどいろいろと悩む羽目になるのですが、それはもう少し後のお話ショボーン

 

そして公園を出て、家の近くまで送ってもらい、

半ばぼーっとしたまま家に帰ると、

チェック氏から「これからよろしくねほっこり」という内容のラインが入っていました。

ここで初めて、実感が湧いてきたのでした。

 

もはやチェック氏に少々引いていたことは記憶からとび、

「この私に彼氏ができた…彼氏ができた…彼氏ができた……これでキムラともお別れか…」と、頭の中でリフレインしていたことを覚えています。


早速次の予定も決まり、順調にお付き合いがスタートしました。