はじめは辛いが、慣れると面白い『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の賞』GBC版 | 白鴉(shiroa)のビバラムービー

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四季を変化させて謎を解きます。

 

しろあです。

 

今回紹介するのはこちら。

ゲームボーイカラー版のゼルダ。

大地の章と時空の章の2つがあるんだけど、遊んだのはこちらです。

 

ゼルダらしいアイテムを駆使して謎を、パズルを解きながらクリアしていくゲーム。

前回紹介した『夢をみる島』は、ストーリーを進めていくと、

アクションパートの難易度がどんどん上がっていって、ラスボスはかなり強い、

クリアしたときの達成感が非常にあるゲームでした。

こちらのアクションパートの難易度はそれほど高くなく、

地道にプレイしていれば誰でもクリアできるレベルに調整されていると感じました。

 

今回の特徴は四季を変化させてゲームを進めるところ。

ストーリーを進めるごとに変化させることができる季節が増えていきます。

四季によりマップの特徴が変わり、それを利用して進めないところを進んでいく

パズル性が生じております。

ゲームボーイながら、普通のマップの広さでも辛いのに、4倍か! と思うと

それだけでボリュームに押しつぶされそうになりますが、

また、ややこしすぎてお手上げになっちゃいそうですが、

やってみると割とすぐにゲームシステムに慣れることができ、

このパズルも楽しく遊べるようになります。

 

タイトルにある通り、数種類の木ノ実がアイテムとして登場。

その特徴を駆使して敵を倒す、パズルをクリアする、ワープするなど

ゲームを有利に進めることができます。

 

アクションが苦手だ、という人のためのお助けアイテムだってあります!

いろんな効果がある指輪を手に入れることができ、苦手なアクションパートを

指輪の効果で難易度を下げてクリアする選択肢も用意されてます。

……私はその指輪を手に入れるのが面倒だったので、ほとんど使わずにクリアしましたが。

どうしてもクリアできない方にはなかなかよくできた救済措置だと思います。

コレクションの楽しみも付加されますしね。

 

そんなわけでやりこみ要素もしっかり充実しているので、このゲームだけでも

相当に遊び込めるようにできてます。本当、ゲームボーイ、侮れません。

 

ストーリーはおまけ程度。たいして面白いことはないのですが、

一番はゲーム性でしょうね。世界を自由に探索していく楽しみはゼルダの醍醐味。

ずっと気になってた未開のエリアが、ストーリーを進めることで行けるようになる、

あらたなエリアに進んでいくワクワク感はやっぱりいい。

 

パズルの難易度もちょうどよく、攻略サイトにあまり頼らずにだいたいは解くことができました。

ゼルダシリーズの謎は自力で解くのが醍醐味だけど、どうしても解けないことってありますので、

ある時間や、自分としてはやりきった! というところでギブアップして攻略サイトに頼り、

詰まった謎だけ調べてクリアする、というのはアリだと思ってます。

 

そこで諦めるほうがゲームとしてももったいないですしね。

 

なんか難しそうだな、と敬遠してた方も、是非思い切って飛び込んでほしいと思います。

季節で実質4倍の広さのフィールドマップだけでなく、裏ステージもあり、

そのステージのギミック、攻略も面白いですからね。

本当、盛りだくさんでした。