百年文庫を終えて ~このブログへの述懐 | 白鴉(shiroa)のビバラムービー

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~~映画生誕100周年に灼かれたバカの映画遍歴
& アマチュア作家 平塚白鴉のおバカで役立つブログ

タイトルは『ビバラムービー』ですが、文学系ブログです。

 

しろあです。

 

そもそも小説の話を書いても誰も読むわけない、

というところから映画の紹介を軸にこのブログは始まりました。

はじめのブログのジャンルとしては「映画」だったんですねぇ。

ちなみに『ビバラムービー』というタイトルは映画『ヴィバラビィ』から来ています。

日本ではマニアしか知らない、クロードルルーシュというフランスの映画監督の作品。

そんな一部のマニアしか伝わらないところが、自分らしくていい感じだと思い、

フランス語+英語で作った日本語の造語です。

 

実ははじめ『ヴィバ・ラ・ムービー』という表記だったんですけど、

自分でも検索しようと思って「びばらびー」と入力するとどこが「ヴィ」で、

何処が「ビ」なのかわからず、人に「検索してみて」といっても

誰も辿り着けないタイトルでした。

 

それでもま、そもそもブログの記事本数が少なければ検索でヒットするわけも

ないので、映画を中心に記事を増やしていきました。

そして本来の目的の記事、文学的な作品の紹介、自分の作品の紹介を

加えていったのです。

 

そうすると、いつしか検索数が増え、映画ジャンルでも100位以内に食い込む

ことがたまに出てきて、

 

 もしかしたら小説のジャンルでもいけるかも?

 

と思ってジャンル変更。それと共に検索できないタイトルから

検索しやすい現在の『ビバラムービー』に変えたのでした。

 

しっかし、それでも検索すると

「VIVA LA ROCK」という音楽イベントが検索順位で1番に表示され、

私のブログはかなり下になってました。文字が完全一致でも下になるって、なんで??

 

いつしか私の敵は「ビバラロック」になり、打倒「ビバラロック」のために、

ブログの更新数も増やしていきました。

 

文学的な作品の更新に際して、よいネタ提供となったのが『百年文庫』です。

100冊の読破、300以上の作品(掌編も複数あるからです)を

読むというのはなかなか大変なことではありましたが、

自分が普段読まない作家、作品に触れるのはなかなか刺激的で、

この文庫と出会わなければ、きっとこんな傑作たちと出会い、

感動、興奮することはなかっただろうと思います。

 

小説ジャンルに移行してから、閲覧数は半減以上。

それでもセコセコと更新することで人気記事も出来てきました。

残念ながらそれは文学とはあまり関係のない、バカばなしを書いたものなんですけど。

それでも、それらが読まれることには意味があり、

着実に閲覧数が増えることは喜ばしいので、いろんなバカばなしも交えながら

更新をすすめていたのですが。

 

最近、昨年末くらいからずいぶんんとブログの閲覧数が増えまして。

順位も徐々に伸びてきて。

しかも読まれている記事のトップが文学系の記事になってきたんですよね。

 

長かった。実に10年以上かかりましたが、

ようやくこのブログが文学系ブログとして晴れて言える状態になりました。

読まれている記事も百年文庫の作品の記事ですから、

百年文庫のお陰といっても過言ではありません。

 

百年文庫の作品紹介は終了するとネタが無くなるんじゃないかって

思われるかもしれません。

 

ご心配なく。すでに追いつかないくらい書くことはたまってますし、

新作の小説も書き始めて創作にも燃えています。

まだまだしばらくはネタが尽きることはないでしょう。

 

ということで、これからも当ブログはよろしくお願いします。

基本、『ネタばれ上等主義』ですので、そこんところは了解しておいてください。