ケース①ずれた骨
しろあです。
温泉で怪我が治るのか？！ という話の続きです。
ここからは実体験。
まずは怪我の経緯を。
昔、飲み屋に行った時にボディービルをしている人とカウンターで会いました。
酔った勢いで腕相撲をすることになったんですけど、もちろん一瞬で負けたわけです。
その時は感じなかったんですけど、翌朝右手首が痛い。
手首を動かそうとすると、カクン、カクンとなる。
スムーズな動きではなく、途中で止まり、そこから力を少し加えるとカクンと曲がる感じ。
その間では止まらないので、アナログではなくデジタルな感じです。
痛みならそっとしておけば治りそうだけど、このカクンカクンは治らなそうだな。
さすがに心配になって外科に行きました。
レントゲンで撮ってみると「ああ、骨がずれてるね」と先生。
正常な骨の状態と比べると、明らかに骨一本分ずれてるように見えました。
ぜんぜんダメやん。と、背筋が凍ったのを覚えてます。
でも先生は気楽に「固定して無理に動かさなければジキ
まったく固定できてないので、家に帰ってから自分でまき直したものです。
幸い仕事でそれほど重いものを持つこともないし、PC入力などは問題ないので
実生活には不便はなかったのですが、
それから数カ月。痛みは引きましたがカクンカクンは治りませんでした。
もしかしたら一生このカクンカクンと共に生きないといけないのかもしれない。
本気でそうも考えながら、まぁ不便が無ければいいかとも考えてました。
当時はよく友人と温泉やスーパー銭湯に行ってました。
怪我をして何度目かの温泉でのこと。
結構体があったまったのを感じてたんですよね。
気持ちよく露天風呂に浸かっていた時に、手首にみょうな感覚が走りました。
ググぐグッと体の中で骨が動く感じ。
ちょっとずつ動いて……、スコンと止まりました。
あれ、もしかして？！
そう思って手首を動かしてみると、スムーズに動く。
途中で止められる！
カクンカクンが治った！
恐らくは体があったまり筋肉が柔らかくなったので、
基本的に戻ろう戻ろうとする動きをしていた骨がようやく動くことができて。
それで治ったのかな？ と想像してますが。
いずれにしても温泉で治ったのは事実。
外科的な怪我も温泉で治る、というのを経験したのでした。