そろそろ３週間が経ちましょうか。
成猫で保護された猫が、初回の譲渡会参加でトライアルに出てから
先住猫との関係が気になっておりました。
相棒猫を喪ってから 後継者候補を
たやすく受け入れるとは思えなかったからです。
果たして、その後から 何度か 経過報告をいただき、
先週、ついに めでたく、譲渡完了の運びと相成りました。
なにしろ、譲渡されていった子が 比類なき人懐こさ、
そして 猫たらしであるのが幸いして、
先住猫も とうとう 「落ちた」ようです。
ねえねえ、お姉ちゃん、おいら お姉ちゃんのこと大好き。
仲よくしておくれ。
おいら、喜んでシモベになって なんでもするからさあ。
ってな調子で 常に 自分をいぶかる先住猫の心を
開かせることに成功したようだとのご報告は まさに「吉報」でした。
相棒を喪って 失意の先住猫ちゃんも、最初は
気持ち悪いほど懐いてくる未知の子を敬遠していたそうです。
勝手に 家族面して寄り添ってくる妙なヤツを歓迎できずに
居たようでしたが、日に日に その得意の平和外交手腕が
実を結んだらしく、今じゃあ、自然体で いつのまにか家族、
相棒、そして、一緒に居て心地よいと感じる存在にまで「昇格」できたそうな。
めでたし、めでたし！！
里親ご夫妻も この新参者の子の平和外交姿勢に
すっかり心奪われ、何より、淋しがっていた
先住猫ハイジちゃんの気持ちが緩んで
新たな相棒を受け入れようとしている姿に大満足なさって、
なんの迷いもなく、譲渡完了を宣言されました。
ちなみに、新参者の名は 保護主さんがつけた名前
「六平太（ロッペイタ）」を そのまま愛猫名とされるそうです。
「ハイジちゃん」と同じく「六ちゃん」と呼んで
かわいがるのが 既に当たり前の日常になっているようで、嬉しい限りです。
よくやった、六平太！！
最初に見つけて保護して下さった第一の保護主さん、
そして、それを受け継ぎ、譲渡までの日を大切に
世話して下さった第二の保護主さんの善意が花を咲かせましたね。
感謝感謝です。
受け入れて下さった里親さん、そして、何より、
けなげに相棒志願でやってきた新顔を
認めてくれたハイジちゃんにも乾杯！！
みなさん、本当にありがとうございます。