今日は 眠気との戦いで

のんびり過ごしました。


奈良と帰りに寄った京都で買った

お線香を焚いて 香りを聞きました。


鑑真香と 東大寺のお線香


鑑真香りは
焚くと 沈香が漂ってきて 時間が立つと
白檀の香りがじーんわり香る。。
奥深い香り。
私もこんな香りのお線香を作りたいです。


東大寺のお線香は
懐かしい仏壇の香り
子供の頃住んでいた家の 隣の家の匂い!

京都 松栄堂のインセンス セット

唐招提寺の文香と  
南山は松栄堂のインセンス
キリスト教の教会で使われる乳香を使っている
珍しいお線香。 
焚いてみたら うん お寺の香りじゃない。



さて


2月17日  奈良  古都の寺巡り



途中乗り換えを間違えたりしましたが 

無事に 西の京駅に到着。

スーツケースをコインロッカーに預けて

身軽になって出発


電車からも 薬師寺の伽藍が見えて ワクワクニコニコ


まず向かったのは



唐招提寺です。

来た道を振り返ったところ。
突き当たりは薬師寺です。

周辺の町、家々の瓦屋根 
懐かしい風景が広がります。


唐招提寺の山門





言葉がでないくらい胸いっぱいでした。


また ここへ来ることができて 本当に幸せです。

私が仏教に目覚めた 
天平の甍 鑑真和上のお寺!



金堂の 仏様を じっくり拝観しました。

金堂には 盧舎那仏を中心に
薬師如来と千手観音 梵天と帝釈天
四方に 四天王 が配置されています。

盧舎那仏坐像 国宝
光背には もともと千躰の化仏があり
現在は862体 うち322体が当初からのもの
だそうです。

薬師如来立像  国宝
薬壺を持たない古い形式です。

千手観音立像 国宝
実際に千本の手を持つ千手観音は珍しく
この像は日本最古で最大の真数千手観音
現在は953本の手があるそうです。

奈良時代の仏像は
エキゾチックな感じを残し
仏教がインドから伝来したということを感じさせます。

講堂 には 弥勒如来像
菩薩ではなく 如来形です!



戒壇

鑑真和上が僧侶に戒を授けるために
命をかけて日本に渡り  日本の仏教を導いたところ




戒壇の前に 鑑真の薬草園

まだ未完成。。
季節柄 草はほとんど生えていませんでした。


それから 御影堂へ


中には入れませんが こんな感じ。

以前 テレビで 中の東山魁夷による障壁画を見ました。

鑑真が海を渡ってきたことから
波を描いた 「濤声」は
現代のプロジェクションマッピングの映像かと
見間違うほど 
絵画なのに動いているかのようでした。



そして 御廟へ


もっふもふっ 

鴨がたくさん泳いでいました。


鑑真和上 御廟

後ろ側




神聖な空気に包まれ
鑑真和上を偲びました。


こちらのお堂で 鑑真和上身代わり像を拝観

こちらの像は平成のレプリカ
修学旅行の時には 本物の像を観たのでしょうか。。
かなり間近で見たのを覚えています。


新宝蔵は 冬季休館


残念~
また来なさいってことですね。
TV見仏記 見直します。

この敷石好きだわ~

ケーキの上に 乗っているみたい。

寺名入り瓦


御朱印帳を頂きました。
千手観音の光背のデザインです。
ご朱印は三種
盧舎那仏は直書き

千手観音と 鑑真和尚は 書き置き
貼って頂けました。



お土産屋さんで お買い物。。
このブログの始めに紹介した
鑑真香 これを買いたいからここに来た!
と言ってもいいくらい 欲しかった(煩悩強し)