おさらい

江戸時代 杉山検校という人が建てた
東海道五十三次 藤沢宿から 江の島までの道標
43基のうち 12基が残っています。
(下の表は14までありますが 
2基は検校以外が建てたもの。)


今日の江の島弁財天 道標巡りは
下の地図①白旗神社からスタート




白旗神社由緒書き
源義経が祀られています。

拝殿の方は 七五三 詣りの家族連れで
ごった返していましたので
今日は お参りせず 石仏エリアへ。

庚申塔がたくさんあり 市の文化財となっています。

こちらが↑の説明にある塔です。
石に刻まれた文字はかなり読みづらくなってます。
猿が1匹だけ。猿というより人の子供みたいです。


この像は何の像でしょう?

この 宝珠型の小窓がかわいい社
中には何が祀られていたのかな?
今も中に祀られているのかな?


これはかなり削れてしまってます。
キノコみたい。。。


さてこちらの 江の島弁財天道標。。


この道標は
もともと ここにあった訳ではないようです。

弁天様を表す 梵字とゑのしま道

一切衆生

二世安楽


次は地図の②



遊行寺の塔頭寺院 
真徳院の境内にある 道標

朱色の門がとても綺麗なお寺です。

門を入って正面に 短い頭だけの道標があります。
梵字とゑのみ

一切のみ

真徳院と言えば 仏足石!

仏足石といえば 
たいていこのように 左右同じですよね。
昨日 高野山東京別院にあったものは
左右描かれている模様が違ったんですよね。


遊行寺の宝物館入り口前に
江の島道入口鳥居の沓石があります。




側面に文字が刻まれていますが
読むのは難しい状態です。




次の道標
地図上では⑤かなあ?
工事等で いくつか移動しています。
藤沢橋の交差点にある道標です。



梵字とゑのしま道

一切衆生

二世安楽


さて 今日の江の島弁財天道標はここまでですが、
もう1ヵ所 行ってみました~

藤沢橋交差点から 裏の細い道を少し行くと
小さい神社があります。
 
船玉神社


大河ドラマを見ている方 覚えているかな?
前回の放送後 紹介されていた神社です。


源実朝が船を作ったときに ここから木を切り出し
船で運んだと伝わっています。



歌碑

神社の前の通りを挟んだ反対側の丘の上に
藤稲荷社があります。



大きな木の隣に社があります。


今は 手前の木に遮られていますが
きっと昔は この丘の上から江の島がみえたはず。



汗ばむくらいの陽気。。
この後 午後はお天気が悪くなったので
午前中に出掛けて正解でした!