午後、自宅で母の三回忌の法要をしました。


葬儀の時、葬儀屋さんに手配して頂いたお坊さんにご縁あってずっと法要をお願いしています。


東京のお寺から来て頂いていますが、

たまたま そのお寺は母が子供の頃過ごした地域に近く、

それもすごい偶然です。



よほど お経は私の脳にα波をもたらすのでしょう、

読経が始まったとたんに 眠気が。。。💤


最近 真言宗のお経を聞くことが多かったので

久しぶりに聞く別のお経

観無量寿経 をお唱えされていました。


木魚が裏打ちなんですよ~🎶

普通は 頭打ち♪●♪●♪●ですが

●♪●♪●♪。。。なのです。

早いテンポで裏を刻むので リズム感ないとできないだろうなぁ。



法要後 こうして節目の法要をする事の意味、

人生のなかで節目節目が大切なお話を伺いました。



そして法要の後 お墓参りに行ってきました。



お彼岸の時に寄れなかった墓地の近くの史跡やお寺に

行ってみることにしました。


永勝寺というお寺を目指していたところ、

七福神で訪れた 常光寺の前を通ったら。。


本堂が!!!

開いてるじゃありませんか~!!!!


遠目に見てもご本尊が見える!!

早速 寄ってお参りすることに!



本堂の前でお参りしていると

ご住職が 「どうぞ中へ」と

 おっしゃって下さったので本堂の中へ上がらせて頂きました。


本堂内では



こちらの個展が開催されていました。

以前にも開催されていて見たのを覚えています。
とても優しいタッチで描かれている仏様や童子に
癒されます。
こちらのお寺の御朱印で押されている仏様の原画を描いていらっしゃいます。

それから
市の文化財指定されているご本尊や地蔵菩薩像を
拝んでいると。。。


またまた ご住職が 
「もっと近くでどうぞ」とおっしゃるので
遠慮なく内陣に入らせて頂きました!

こちらの地蔵菩薩立像は。。。

とても美しいお地蔵さまです。

ご住職の解説によりますと
ご住職がこのお寺に入った当初は 大変痛んでいて、
蓮の台座の下や錫杖とそれをもつ手もなかったそうです。
修復をしてもらい、新しく作った納骨堂に納めると
全く大きさを計っていなかったのに、 大きさがぴったりだったそうです。

御朱印に押されている御影

ネットで写真を発見!
修復が終わりましたというローカルニュースより お借りしてます。
流れるような衣紋が本当に美しい~


ご本尊も すぐ近くで見せて頂きました。
阿弥陀如来も 美しいお姿です。
↑の写真では光背がありませんが、
舟形の光背があり、光背の一番上の化仏は智拳印を結ぶ大日如来で、おそらくこのお寺に来る前のお寺は密教だったことがわかります。光背の化仏が大日如来と気づいたのは
本堂で個展をされている 作家の佐野絵里子さんで、 
御朱印の姿を描く為にご覧になっていて気付かれたのだそうです!
近くで見ると衣に紋様が残っているのもよく見えます。
ホントに1日中見ていられる。。。
こんなに間近で見ることができるなんて 幸せ💕


御朱印の御影
光背の化仏。。みえないかぁ↓


本堂には他にも 上品中生の説法印を結ぶ阿弥陀如来座像や、宗祖像などがあり。。
それから ご住職が これから作りたい 四天王像の見本絵も見せて頂きました。

ご住職が 
「わたしがいる時に 拝観できたのもすごいご縁ですね。」
とご縁の不思議さや大切さをお話して下さいました。

明日お墓参りに行こうと思っていたけれど
たまたま今日行くことにして、
何かに導かれるようにこちらのお寺の前を通って。。
常光寺は母の法要をした宗派と同じですし
母に背中を押されたかな?  ありがとう!

貴重な仏像を近くで拝観できて、
1日に2回もお坊さんから尊いお話を伺えて 
すごいラッキーな1日でした!