2020年 令和2年

令和初の年越しとか
令和初のお正月とか
巷では何でも初って言われています。
令和は元年がかっこ良かったですね。
2年以降は普通だなぁ。

あくまでも このブログは自分の日記として記していますが、もしも読んで下さっている方がいらっしゃいましたら、今年もよろしくおねがいします。

で、令和初のお寺巡りをしてきました。
要するに初詣ね。

初詣はどこに行こうか。。。

鎌倉は劇混みなので無理
東京まで行くのもしんどいし
地元ねぇ。。

選んだのは
鎌倉市今泉にある 称名寺 浄土宗

鎌倉市ですが 大船からバスで10分ほど さらに徒歩5分ほど

アクセスは良いところですが びっくりするくらい山の中!



以前 円覚寺の売店で買った本ですが、
この本を見て知ったお寺です。

滝があるんです!

九十九谷と言われる山々に囲まれた称名寺は鎌倉幕府の将軍たちの信仰を集め、開山は弘法大師空海と言われています。



本堂から右下にある男滝


その左にある女滝

こんな感じに2つの滝が並んでいます。




昔弘法大師がこの地に着くと、白髭の男女の仙人が現れ、大師に不動明王を彫るよう命じ、大師は不動明王と大黒天を彫り上げた。祈りを捧げていると再び仙人が現れ この地は水が少ないから不動明王にお願いせよと告げた。大師は岩肌の2つの穴に三日間祈祷したところ、そこから水が湧き2つの滝となった。

と言い伝えがあるそうです。


この滝 かなりのパワーというか 霊力があって 
下まで降りて行けるのですが 体に感じるものが強かったので 上から見るだけにしました。
想像以上のパワーです。


本堂 
ご本尊は阿弥陀如来 観音菩薩 勢至菩薩の三尊

1684年 直誉蓮入という僧が江の島弁財天のお告げを受けこの寺で祈祷したところ、石像の大黒天の背負い袋から毎朝米がこぼれて来たという。それ以後参詣者があとを絶たず蓮入と村人で不動堂や阿弥陀堂を建立し、増上寺から今泉山一心院称名寺の山、寺号を受けて浄土宗寺院としての基礎が確立された とのことです。

なるぼと だからお不動さまがいるのに浄土宗なんですね。
ちなみにバス停は 今泉不動前でした。

本堂の右隣の 弁天堂

そして。。

階段の上には不動堂
苔むした階段に枯れた紅葉がいい感じですが キツかった。。


不動明王と二童子、他に大黒天やお堂の四方に四天王など いらっしゃいました。
そこそこ新しい像なので 弘法大師が彫ったものではないのは確か。


おかめと三猿もかわいい

お堂の裏手には 大日如来と聖無道挙属三十六童子という石仏がありました。


階段の奥に 大日如来像があります。
手前まで階段を登って行くことは可能ですが、
こちらもかなりのパワーを感じましたので これ以上は近づけませんでした。

この山は凄い霊山で、弘法大師がここに開山されたのも納得です。

本堂は浄土宗らしい感じでしたが、山は密教のパワーが溢れていました。



勢至丸像( 法然上人の子供時代)

見た限り 弘法大師像はありませんでした。


今年初 頂いた ご朱印



帰り道 見つけた白山神社
地元の方がたくさんお参りしていました。
奥に続く階段。。なので、こちらはお寄りせずバスに乗りました。


他にも大船のお寺を巡ろうかと予定していましたが 称名寺があまりのパワーだったので 真っ直ぐに帰りました。
駅から見える大船観音様 大きい!

初詣にふさわしい インパクトの称名寺でした。