ずっと見たかった ファインディングドリー 見ました。

なんだろう 

今までの自分の人生にあったこと 今 直面しているいろんなことが リンクしている映画でした。


まず 前作 ファインディングニモ は息子が4歳の時に見て 大好きだった映画でした。

セリフも覚えるほど 毎日繰り返してみていただけに 

この世界観 とても懐かしかった。 

息子がまだ なんの恐れや不安を知らない 無邪気な時代を思い出します。



色々なことをすぐに忘れてしまうドリーが かすかに覚えていたことを頼りに

両親を捜しに カリフォルニアへ。。。


彼女の故郷は 水族館 (おそらくモントレーにあるモントレーベイ水族館がモデルでしょう。)


モントレーベイ水族館には 2回ぼど行ったことがあります。

最初に行ったのは 昔パートナーだった人と。

今はもう他界してしまいました。

彼と行ったアメリカ旅行は 私の人生の中でいろいろ価値観を変えさせられました。

その旅行で訪れたところの一つ。

そして2回目は 母と伯母と。

モントレーに 母と伯母の従姉が住んでいて 会いに行きました。

伯母もその従姉ももう他界してしまいました。


ドリーの両親は 彼女の記憶について その将来を心配していました。

ドリーが両親とはぐれてしまった後 

いつか戻ってこられるようにと信じ ドリーが身につけられていた 

貝をたどって家に帰ってくる方法 で 家の周りに 貝でたくさんの道を作っていました。



ドリーは 両親に 自分がすぐに忘れてしまうことが原因で はぐれてしまったことを あやまりました。

「治したいけど治らない。頑張ってもすぐに忘れちゃうし、考えもかわっちゃう。」

発達障がいを持つ人の心の叫びを聞いたような気持でした。

「あやまることはない あなたはすばらしい。見つけたのはあなたがおぼえていたから 

あなたは あなただけの最高の方法で覚えていたのよ。(要約)」

両親は ドリーの力を信じて帰りを待っていました。


モデルの栗原類さんが 自身の発達障がいに 気が付いたきっかけが このドリーだったそうです。

ドリーは すぐに物事を忘れてしまう 

でも ドリーには ドリーのやり方で 困難も乗り越えられる。

発達に障がいのある子は みんなと同じことができないことがあるけれど 

みんなとは違った方法で できることもたくさんある。

ニモは ドリーならどうする? と 

彼女のやり方を考え そしてそれを信じて 困難を乗り越えました。

両親は彼女のできる方法で 彼女自身ができるように 手助けをしてあげました。


そして ドリーに マーリンとニモがいるように 

できないことは助けてくれる人がいる。 

物語の中で ドリーは 自分が忘れてしまうので 周りの人(魚)に 

私はすぐにわすれちゃうから 助けて と 助けを求めていました。

助けを求めることができる というのはとても大事な力だと思います。


物語では こんなことも言っています 

ドリーのお父さんは ドリーが難しい、大変だと思うことは 諦めればいい と 言います。

必ずほかの方法がある と。 


きっと息子にも

彼ならではのやり方で 道を切り開いていける 

みんなとは違うけど ほかの方法がある。

そう信じることが 親として私ができること 

かれのできる方法でできるようにサポートしてあげよう。

ファインディングドリーが 教えてくれました。