今日は働いている保育園の卒園式でした。

年長組 29名 無事卒園しました。

とは言っても みんな保育園にはまだ登園してきます~


卒園式には今度年長さんになる4歳児クラスしか参加できませんから 

私の担当0歳クラスをはじめ 他の在園児は 

式が終わって各クラスを回ってくる卒園児に 拍手でお祝いをしました。


卒園した年長さんとは 今年度前半 私が4歳児を受け持っていたときに 

一緒にすごすことがよくありました。。。。


まだ年長さんになったばかりの子供たちは とっても幼くて 

すぐにケンカして トラブルばっかりでした。。。。

お話を聞けない子も多かった。。。

お友達の意見を聞いたり 気持ちをわかろうとしない子も多かった。。。


でも 運動会や仲良し会(発表会)などを経験し 

最近は本当にしっかりした年長さんに成長しました。

今日はみんなピカピカでブカブカの洋服を着て とっても頼もしく見えたよ~ 



そんな卒園児の中に 12月に入園したばかりの 一人の女の子がいます。


彼女は外国籍で保育園に入るまで ともに日本語を話さない両親と 

ほとんど母国の言葉だけの中で育ってきました。


保育園に入ったばかりの頃は 言葉がわからず 泣いていた日々・・・

ほんの少し 私が知っていた彼女の母国の言葉で 『どうしたの?』って話しかけたら

堰を切ったかのように 『おうちに帰りたい ママに会いたい』と

泣きながら思いを話してくれた彼女・・・

でも私もそれ以上彼女の言葉がわからないので 

言葉が通じる!と思った彼女には とても申し訳ないことをしちゃったと
 
心が痛みました。



年長さんともなれば 大人並に言葉を使ったコミュニケーションをしています。

言葉が通じない 自分の思いが伝わらない・・・  どんなに心細く悲しいか 


卒園児の中に 笑顔の彼女を見たとき 

涙が止まらなくなりました。


『○○ちゃん おめでとう!良かったね!』

声をかけると 笑顔で うなづく彼女 


卒園式では 卒園証書を園長からもらい 

立派に日本語で 『ありがとうございました』と 答えていたそうです。


子供はすごい! なんて健気なんでしょう。

そしてそんな言葉のわからない彼女を 

なんの隔たりなく受け入れてたクラスの子供たちも 本当に素敵。


みんな 卒園おめでとう!!