文武両道を目指す14歳、悪性リンパ腫になる

文武両道を目指す14歳、悪性リンパ腫になる

高校3年生の息子と、知的&発達障害19才娘の母です。
勉強にサッカーに大忙しの息子がR4.3月、13歳の時に
悪性リンパ腫(Tリンパ芽球性リンパ腫)と診断されました。
R6.5月、すべての治療が終わり経過観察中です。

小児がんの一つ「Tリンパ芽球性リンパ腫」で闘病した息子の記録です。自分自身の記録のために書き始めましたが、同じ境遇の方に少しでも参考になればと思っています。

治療終了後の生活についても、細々と書き続けていきます。

4月に入り息子の高校サッカーラストイヤーが始まった。

 

息子は5月末~6月初めの県高校総体で部活を引退予定。部活仲間は6月末まで残る子が多いようだけど、息子は10月の総合型選抜入試を狙うので時間が無い。高校総体が終わったら受験に集中するとのこと。

 

医学部受験生としては、今の時期まで部活をしているのはあまり好ましくはないらしい。医学部を受けるなら部活はしない、または2年生で引退して勉強に専念したほうがいいと何度か言われたことがある。

 

闘病で中学時代はサッカーがほとんど出来なかった息子、高校ではやりきりたいのだろう。私や夫もその気持ちはよく分かるので、あまり勉強のことは言わず応援にせっせと出向いている。

 

今はリーグ戦の最中で、毎週土日は県内のどこかで試合をしている。

 

先日の試合は実力が同程度の相手。この先は強豪相手の試合が続くので、ここで勝ち点を重ねておきたかった。

 

前半に1点取られた。後半すかさず1点返したものの、再び1点取られた。でも試合はこちらのペースで進んでいて、こちらに点が入りそうな気配がぷんぷん。

 

ところが試合終了間際にダメ押しの1点を入れられて1-3で敗戦。笛が鳴った瞬間、選手達はフィールドに倒れ込んで悔しがった。

 

試合が終わって応援席に挨拶にきた選手たちは、目を赤くしていた。ビデオを撮っていた女子マネージャーも鼻をぐすぐす。

 

そんな子どもたちが、とてもキラキラして見えた。疲れ切って足を引きずって泣き顔で、そんな姿が本当に尊くて輝いていた。

 

全力で走りきり、悔しがり、落ち込んで。それが出来ることがどれほど素晴らしいことか。子どもたちに自覚はないだろうけれど人生の中でとても充実した瞬間で、私にはもう二度とない季節なんだな~と感慨深かった。そしてそこに息子がいることがとても、とてもありがたかった。

 

青春ってまぶしいね。