中国の地方都市、楊州の魅力は?
皆さん、こんにちは!
Shirleyです。
今日から中国の地方都市について、皆さんに紹介します。
その前に、中国のチーズ、ではなく、地図を見てください
(済みません!^^)
ジェトロが昨年10月に中国進出中の日系企業に対する調査結果
です。なかに、今後3~5年の中国有望な内販市場の総合ランキング
(左上)を見ると、4大都市(北京、上海、広州、深せん)のほかに、
江蘇省(4位)、四川省(5位)、重慶市(8位)など地方の順位
が高いことは、印象的でした!
今日は、4位の江蘇省にある歴史的な町、「楊州」の概要を紹介します。
【地理関係及び経済関係】
楊州市は長江デルタ16年の一つである。上海から西北へ
232km、南京から北東へ70kmに位置し、長江を挟んで南京市
と鎮江市に接している。2010年11月の人口は446万人で、
市直轄区(3区)における人口は121万人である。
地図を見ると分かりますが、上海とその周辺都市へ至近の
距離で、上海の2時間経済圏に位置する地方都市です。
「楊州痩西湖」が有名なことから、観光業が発達しています。
近年の経済発展が著しく、2010年のGDPは対前年で13.4%の
増加で8年継続して2ケタ増。現在、1人当たりGDPは49,509元
(約7,755ドル)である。
【日本との関係】
日本と深い関係にある。奈良唐招提寺を創建した鑑真和尚は
揚州のである。昨年の11月に鑑真和尚像が奈良から2週間
だけ里帰りをしている。奈良市のほか、唐津市と厚木市が
友好都市となっている。
【市場としての今後の魅力】
揚州市はまだ発展途上中で、中国の他の都市でも見られる傾向で
はあるが工場や住宅、商業ビルなどの建設ラッシュである。
不動産価格や人件費の安さから欧米や韓国企業の進出ラッシュが
続いている。日本企業も100社位進出しています。街を歩けば
日本語の文字を見かけることも多く、日本ブランドに対する潜在
ニーズは極めて高い。
ただ、特筆すべきニュースとして東京建物と中国の合弁企業が
揚州に今後5年間でマンション戸、戸建て住宅200戸を建設
すると発表し、日系の大手不動産会社も注目し始めている。
「楊州市内のショッピングセンター -撮影:中村先生」
「楊州市内レストランのお寿司バイキング-撮影:中村先生」
「まだまだ建設ラッシュ―中!! -撮影:中村先生」
更に詳しいお話は、10月7日に開催するセミナーで
ご紹介します。講師の中村先生は、中国ビジネスに精通
している方で、9月に再度楊州を訪問されて最新の情報を
ピックアップして下さるそうです。
何を話ししてくれるかな??興味がある方は是非!!
お申し込みは下記のURLからアクセスしてください。
http://www.kuon-manage.jp/111007-chinaseminar/
それでは!