Android版しりとりんごとは
しりとりんごはスマートフォンのアンドロイドOS(Android OS)向けのゲームアプリ。しりとりんごの大きな特徴はオープンコンテントの百科事典WEBサイト、ウィキペディア(wikipedia)の膨大な辞書データを活用して、様々なオンラインユーザーとしりとりをプレーできることだ。
アナログ的発想だと、しりとりはその場にいる数人と遊ぶ、子供遊びをイメージしてしまうが、しりとりんごの場合は、まったく知らないユーザー間とオンラインを介してプレーできるのがすごい。また、このしりとりんごの登場には文化的意義がある。しりとりは幼少のときの短期的な遊び文化であり、大人になると子供がいない限りはおおよそ死ぬまで遊ぶ機会がないだろう。しかしながら、時代を超えて、スマートフォンという携帯電話向けのアプリとして登場したことで生涯遊ぶことがないと思われていた言葉文化の遊び、しりとりを形は違えどいい大人に遊ばす機会を創造したことは非常に文化的な意義を感じる。
このしりとりんごだが、単なるしりとりだけが遊べるだけではなく、様々な専門分野に特化した言葉に限定した遊び場がたくさん用意されているのもおもしろい。しりとりという非常に単純な遊びで、個人のボキャブラリーが貧困だとしりとりも続かないイメージがあるが、いざ、しりとりんごに参加するとボキャブラリーの富裕層的なユーザーが兵のようにいて、最初は自分のボキャブラリーの貧困さに寂しい気分にさせられるが、いざ、何回も参加していると富裕層に負けまいと自分の得意分野(これはなんでもいい)で言葉を並べて、相手をへこます快感もでてきて、優越感と脳の活性化が同時に図れる感じだ。
そうそう、忘れてはならないのがチーム対戦という概念だ。しりとりんごに参加すると(多分)ランダムで赤組または青組に振り分けられる。実際に、自分が赤組とか青組とかを特に意識する必要もなくしりとりんごは楽しめるが、しりとりんごの世界に慣れると自分が所属している赤組または青組のどちらが毎週総合得点で勝利するかというスケールのでかい世界に自分が参加していることがわかる。
ここで泣かせる演出があり、特に、チームの勝利等考えず普通に遊んでいて、高得点をあげると、意外に、その高得点がチームの勝利に貢献することがあったりする。この場合、このしりとりんごの作者の方が、地道なゲームレビューで「○×さんの高得点で一気に赤組が勝利をたぐりよせた」等の原稿用紙数枚分位ありそうな戦評をしてくれる。ここで自分のニックネームが掲載されると新聞の全国紙のトップをにぎあわせるヒーローになった気分だ。
まあまあ、しりとりんごについていいことばかり書いたが、まだ、しりとりんごはスマートフォンでアンドロイドOSを搭載した機種でしか遊べないので、今後、iphoneや一般の携帯でプレーできる日がくることを望む。現在は、アンドロイドOSのユーザーだけでも毎時相当な賑わいのようだが、今後、様々な機種用のアプリがリリースされれば、超巨大なオンラインゲームになる日も近い?!