還元くん(還元くん1〜3、ありがとうボトル)は中に入れたお茶を活性酸素除去作用のある「水素茶」にしてくれるボトルだす。

長らく「ホントかな〜?」と思ってたんだすが、とある場所で実際に酸化還元電位計(ORP計)で計測した数値を見て「お〜」ってなったアイテムだす。

それはそれとして、真白大先輩…口元のニョーンはなに?


概要


正式名称は「低電位水素茶製造ボトル」だす。現在は「還元くん3」と「ありがとうボトル」の2種類が最新モデルだすが、ボディに書かれている文字以外、構造やら何やらは同じみたいだす。

お茶を中に入れて放ったらかしておけば、ポリフェノールから水素を取り出して「水素茶」にしてくれるというものなんだすが、我がミニマム脳みそではそのメカニズムはよくわからんだす。魔法か何かだと思っとる。

つまり、お茶(緑茶)以外でもポリフェノールが含まれておれば良いわけで、ココア、コーヒー、烏龍茶、紅茶、ハーブティーなどなんでもOKという、茶むらい的に玉乱アイテムなのだす。ボトル内にポリフェノールがある限り水素が出続けるようだす。

元々、災害時にも何か健康に良い食べ物や飲み物を作れるようにできないかということで開発されたそうでして、いざとなれぱ、その辺の草や葉っぱと水を入れておけぱ「水素茶」が飲めるだとか。

このボトルのように電源が必要ない上に「大量生産向き」の健康アイテムってあまり無い気がしる…!



使い方


初めて使う時は、まず最初にお茶を入れて24時間以上待ち、ボトルを「起動」させるのだすが、この時に使ったお茶は飲まない方が良いだとか…吾輩はうっかり飲んじゃっただすけんど。

「起動」した後は、お茶を入れてから約12時間で「水素茶」が出来上がるようになるだす。ボトル内に少し「水素茶」を残した状態でお茶を追加した場合は4時間くらいで出来ちゃうみたいだすね。

低温だとボトルが機能しないため、冷蔵庫に入れてはダメで、できれば37〜38度で管理するのがベストみたいだすが、よほど暑過ぎたり(40度とか)、寒過ぎない限りは室温で放ったらかしておけぱOKみたいだす。

ただ、エアコンや扇風機の風がボトルに直接当たると、なぜか中身が普通のお茶に戻るみたいだすから、そこは要注意だすな。

我が家では上の画でお大福様を温めている「あったかマット(小)」を「ボトル温め係り」に転職させたんだすが、ボトルはあまり家電製品の近くに置かない方が吉だとか…

次の冬までに保温の仕方を考えとかないとだす。ヨーグルトメーカーとかで温度管理するのがベストらしいだけど持って無いし…発泡スチロールで保温ケースでも作ろうかぬぅ。



入れるお茶について


ボトルに入れるお茶は何でも良いのだすが、そのお茶にはちょっとしたルールがあるのだす。

◯熱湯で淹れたお茶を入れてはいけない。
◯ボトルに熱いお茶を入れてはいけない。
◯アバのお茶は絶対に入れてはいけない。

グツグツ煮出しミルクテーはもちろん、茶葉に熱湯を注いで淹れたお茶は何故か「還元茶」にならない or なりにくいようなのだす。

また、麦茶も焙煎の時に熱が入り過ぎたものは反応が悪いようだす。ということはコーヒーも深煎りより中煎りや浅煎りが向いてるんだらかな。ブラックジンガーも難しいのかも知れないだすね。

入れるお茶の温度も重要でして、40度くらいに調整してからボトルに入れるのがベストみたいだす。間違って熱々のお茶を入れてしまうとボトルの機能がぷっ飛んじゃうので、もう一度「再起動」する必要があるだとか。


そんなわけで「ボトルに直に茶葉やティーバッグを投入して、ぬるま湯を注ぐ」という作戦が一番簡単で確実みたいだすね。

茶葉を入れて投入するタイプの茶漉しでボトルに入るようなサイズの物があると便利かなと思って捜索中だす。

そして、これは個人的にかなりざんぬんなんだすが…ブドウやコメからは水素茶が作れるのに、ワインや日本酒、その他アルコール類は全く反応しないそうでして、「水素酒」は今のところは作れないようだす。

それとルイボスティーも物によっては反応しにくいそうで、こちらは理由がよくわからんみたいだす。ノンカフェインで優秀なんだすけどぬぅ…

ちなみにボトルに入れるのにオススメなお茶に、某医師は「ブルーグリーンアルジー」を、さるモフマスターは「JASON WINTERS TEA」を挙げておっただす。どちらも「水素茶」にしなくても充分強力な健康茶じゃまいか…!


炭酸茶(シュワ茶)


我が家では「ハイビスカス×ローズヒップ×蜂蜜」の赤いお茶をボトルに入れておるんだすが、なぜか例外無くシュワシュワの「炭酸茶」が出来上がっておる…

たぷん、これは「水素茶化」とは関係ないんじゃないかと思うんだすが、こげに健康的な炭酸飲料もあるまいということでウマウマ飲み続けておるだす。詳細は→シュワ茶

数値を計測しておらんのでよくわからんだけど「水素茶」の特徴として、水素量と還元値が一定値に達すると、中の菌が集まって白い糸くずのような物を形成するというのがありまして…

試しにコップの中の炭酸茶に菌だらけだと思われる小銭を入れてみましたところ、小銭の周りにブワ〜ッと不気味な白いモヤモヤが…意外とちゃんてできてるのかも知れないだす。

白い糸くずが出た場合は、そのまま飲んでも無害だすし、茶漉しで簡単に取れるのだすが、その小銭を入れた炭酸茶は捨ててしまっただす…ちと飲む気がしなかっただから。

最近は確実性をウップさせるために、上記のハーブ類以外にもフルーツの皮や果肉、キノコや野菜、庭からむしってきたハーブやらを少々加えておるだす。


猫めしへの応用



このボトルで作った水素茶の中に入れると酸化した食材も還元されるそうでして、色の悪くなった挽肉が9時間でピンク色に戻ったという実験結果もあるようだす。そこで試しに猫めし用の肉類を漬け込んでから盛り付けたりなんだりしておるだす(効果あるのかは不明〜)。

ドライフードをふやかしたりしる時に、何かクセの無いお茶で作った水素茶とか、後述しる「水素スープ」なんかを使うと凄く良いんじゃないかなと思うのだす。ウェットフードに少し混ぜるって手もあるだすね。


また、乾燥キクラゲの戻し汁をボトルに入れたら、水素がプクプク出たというだから、きっと乾燥シイタケでもいけるはずだすな。シイタケ出汁を好むモフは多いという話だす。

それに何故か鰹節でも水素が発生しるらしいだから、例えぱ…鰹節、昆布、シイタケ、ニンニクやなんかをボトルに入れて反応させれぱ、モフまっしぐらの「水素スープ」ができるのではないかと楽しく妄想中だす。やっぱボトルがもう1本欲しいだすなぁ〜。