あれもこれも省略
息子の高校入学のための書類を揃えるために
久しぶりにある信用金庫へ
「あぁ…本当に久しぶりだ
一つ一つ住所と名前を何回も何回も書いて
ハンコはこれで。」
そんな風に思いながら
信用金庫の窓口の空気をボケーーーっと
感じていたら
思い出してしまった。
あの時の記憶が甦る
家族が次の一歩を進むための
難しい後始末を1人でやったんだった。
今思うと凄いなぁ…
市役所の税金の窓口の人
市役所の年金の窓口の人
市役所の子育て支援課の人
弁護士さん
最後に締めくくったのが
不動産屋さん
と
信用金庫の人
今までにない異例のマイホーム売却だったようです。
人前で泣くのが嫌いなのでコソコソ泣いてたけど
最後の売却の手続きが終わったこの信用金庫の駐車場の不動産屋さんの車の中で
一回だけ号泣した事を思い出しました。
だからこの信用金庫で思い出してしまったんだと
思います。
もう、あの方達はとってもえらくなって
支店なんかには居ないのかしら?
それとも違う道を歩いているのかしら?
今、思い返せば
全て女性だったわ
マニュアルにある仕事以上の事を
私にしてくださいました。
詳しく言わなくても
全てをわかっていた感じです。
あぁ、あえて言えば
法務局のおじさんは冷たかったね。
馬鹿にしていた感じ。
馬鹿にされても泣いている暇もなかったねぇ
すぐに色んなこと忘れちゃうけど
あれだけは
忘れないんだなぁと
信用金庫の窓口の若いお姉さんの笑顔の接客を見ながら
感謝、感謝と想う夕方でした。
おかげさまで
今、とても幸せに暮らしております
お正月の葉牡丹がのびのび伸びて
「あなたのそーゆうのびのびしたところが
カラフルハンバーガーみたいに増えた
私のベレー帽
ここしばらく
オケモト手仕事雑貨店は静かにしておりますが
着々と準備中です
6月の夏至の頃
皆さんと大きく深呼吸できるように
素敵な作家様をお誘いしてあります。
もう少し温かくなったら
お知らせしますね。