『ドイツ零年』。
恥ずかしながら初見。
スゲー映画がまだまだありますのー♪♪
『新ドイツ零年』の予習復習用に軽い気持ちでスマホのショボショボ画面を観始めたらもうあまりにも凄すぎて観終わる頃にはボーっと呆けておりやしたっす。
コイツハタダゴトデハナイ。
コイツハタダゴトデハナイ。
コイツハタダゴトデハナイ。
コイツハタダゴトデハナイ。
コイツハタダゴトデハナイ。
もうすでに『勝手にしやがれ』がここにあるじゃん!!!!!
ホントにマジな話、ゴダールの出自は「おフランスのちょこざいなゲージツ映画」では絶対にないことをあらためて強烈に確信します。
一般にイタリアン・レオレアリズモの雄と称される映画作家ロベルト・ロッセリーニ。
でも、ホント確信しました。
おフランスのキョショーの先生方のみならず、デ・シーカもヴィスコンティもフェリーニも全くお呼びじゃござんせん。
クソ喰らえ!
孤高の天才として圧倒的に屹立している!!!!!
さてよーやく本題(笑)。
ロケの映画。
薄幸物語のお涙頂戴風テーマ設定なんぞはそこいらに蹴飛ばしておけ!
それにしても、なんて素晴らしいロケーション撮影なんだろう!
都市は空気を自由にし、ロケは映画を開放する!
思いっきり背を伸ばせ!
大股で大きく手を振って兵隊みたいに堂々と行進せよ!
都市の空気を肺腑いっぱいに吸い込め!
この悲惨で自由な雑踏を満喫せよ!
結構長回し。
多分金ないから。
「だからこそ」の説得力と異常なパワーが噴出している。
一応申し添えておくと、室内のセット撮影も切れ味抜群です。
それにしてもこれ観て一体なにを血迷ったんでしょうね。
48年後に『新ドイツ零年』と冠してリメイクをリリースする直系の長男。
もちろんどちらも必見中の必見!!!!!!!!!!!
以下出典根拠Wikipedia
監督製作/ロベルト・ロッセリーニ
脚本/ロベルト・ロッセリーニ カルロ・リッツァーニ マックス・コルペット
音楽/レンツォ・ロッセリーニ
撮影/ロベール・ジュイヤール
編集/エラルド・ダ・ローマ
1948年伊
あらすじ
第二次世界大戦敗戦直後、廃墟のベルリン。「…イデオロギーの変更は犯罪と狂気を創り出す。それは子供の純真な心までも」という字幕。