『東京流れ者』。

ロードムービー・バイ・鈴木清順。

相変わらずの派手なクラッシュぶり。

列車、船、自動車。

デビュー2年目の渡哲也。

デビューで7本、2年目はなんと9本に出演。

プログラムピクチャー全盛の豊かな時間。


親分子分の仁義もの、日活で(笑)。

元祖壁ドン、渡哲也がかっこいい。

スコッチウイスキーを丼と湯呑みで交わす清順様式。

ジャズクラブ。

いつものようにお店のバックヤード。

セットはモダンなスタイリッシュ。

このかっこいいセットにかっこいい影が重なる。


嗚呼〜♫

日本人で良かった。

あっ、間違った。

鈴木清順が日本に生まれてくれて良かった。

ノーリアリティ。

極限の様式美のかっこよさ。


以下出典根拠Wikipedia

監督/鈴木清順
企画/仲川哲朗
原作脚本/川内康範
撮影/峰重義
音楽/鏑木創
美術/木村威夫
照明/熊谷秀夫
編集/井上親弥
出演/渡哲也 川地民夫 二谷英明 松原智恵子 浜川智子ほか
1966年日活


あらすじ
組が解散してヤクザ稼業から足を洗いカタギ となった倉田組でその名を知られた不死鳥の哲こと本堂哲也が対抗組織 の大塚組との抗争を避けるために自ら東京を去るが大塚組に追 われて雪国へ逃げる。