正面衝突事故

この時点では運転手さんはまだ挟まれています。
警察の聴取を側で聞いたところ、バスのドライバーさんの話によれば、軽トラックがセンターラインを越えて対向車線に進入、クラクションを鳴らし急ブレーキをかけたが間に合わず正面衝突になったそうです。
軽トラックはブレーキを踏まずに衝突したらしく、道路上にブレーキ痕はまったくありませんでした。
軽トラックは滝沢市嘱託の工事関係の車で、運転手さんははっきり分かりませんが6~70歳ぐらいの方だと思います。
路線バスにドライブレコーダーが付いているので事故に至る詳細は明らかになるでしょう。
盛岡市の救命救急隊による救出作業が行われましたが、潰れたキャビンに挟まれていて助け出すことができないので、油圧式の道具で潰れたキャビンを押し広げ救出しました。
このレスキューツールはスプレッダーという名称で、ドイツのルーカス社の製品です。
重量は19.8キロ/開力4.3~22トン/引っ張り幅62センチ
レスキューツールはヨーロッパの独占のようでドイツとオランダがシェアでしのぎをけずっているようです。
事故発生から救出、救急車に搬入手当てまで30分ぐらいはかかったと思います。
道路脇の家の人の話によれば、大きなクラクションが2度鳴り、急ブレーキの音の直後ドーンという大きな物凄い音がしたということです。
事故は不幸なことですが人間が互いに助け合う姿は尊く美しいです。
交通事故は明日はわが身ですから皆さまお互いに気をつけましょう。
今日の話は昨日の続き今日の続きはまた明日
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