今日はバナナの日 | 白鳥碧のブログ 私のガン闘病記 38年の軌跡

白鳥碧のブログ 私のガン闘病記 38年の軌跡

私が過去に体験したことや、日々感じたこと等を綴っていきます。
37歳の時に前縦隔原発性腺外胚細胞腫瘍非セミノーマに罹患しました。ステージⅢB
胸骨正中切開手術による腫瘍全摘、シスプラチン他の多剤投与後、ミルクケアを5年間実践して38年経過しました。

バナナ、どのぐらいの頻度で食べる?
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バナナ🍌は人の一生分以上を食べたかも知れません。バナナさんありがとう。☺

私は30年前に「前縦隔原発、性腺外、胚細胞性腫瘍、非セミノーマ」に罹患して、その年は越せないと宣告されました。

シスプラチン、ビンクレスチン、ブレオマイシン、プレドニンの4種類の抗がん剤多剤投与をワンクールにも満たない、一度だけ受けました。

その理由は医師も私もデータによれば治癒は望めないと思ったからです。


それでも一度だけの多剤投与をしたのは、何もせずに最後を迎えたのでは、必ず後顧の憂いが残ると思ったからです。
それは自分に対しても家族に対しても諦めがつくと思うからでした。
医師によれば、投与中にも再発する可能性が高く、再発すると投与をしても意味がないので、そうなる前に大量に投与したとのことでした。

しかしこの症例に何度か立ち会った医師には、実際には気休めのようなものでした。

それでも医師は再発を見越して継続入院を勧めてくれましたが、私はあと数ヶ月の命なら、体の動く間は自然の中で過ごしたいと思いました。

私はこの人間としての不思議な生活(存在)をしてみて、揺るぎないと思われている言葉や論理が、極めて不確かなものであることや、またこれこそが現代に生きる私たちにとって最も重要な事なのですが、例え実証科学とは言っても絶対なものではないとの確固とした認識がありました。

何かガン治療に実績のある治療法はないかと調べていると、友人が「ミルクケア」という、粉ミルクだけを飲んでガンを治すという治療法を紹介してくれました。



一日三食、粉ミルクだけを飲むという療法なのですが、ミルク食には3種類あって、そのうちの1つが、粉ミルクとオレンジジュースとバナナ🍌をミキサーにかけてミルクセーキとして飲むものでした。

人は荒唐無稽と思うでしょうが、私にとっては現在の人間の思潮の方が、よほど荒唐無稽だと常日頃から考えていました。

哲学や宗教の細部を覚えることが学びだと考えられているこのパラダイムの世界では、真に考えると言うことは非常に難しい事です。

遠慮がちに「これは私見ですが」と言っておきますが、大半の人が正しいという事柄は大方誤りだと思っています。
大半の人が正しいという背景には、目先の卑近な「功利性」だけが考えられており、それでは人間はAIをセットされた生化学的存在に過ぎません。
人間はもっと良いものであるはずだ…これが自然から示唆され続けた私の信念でした。



最低3年間はこのミルクケア・パターンを厳格に実行するのですが、どうしても粉ミルクだけでは辛い場合、2年目からは固形物としてバナナ🍌を食べることは許されていました。

私の経験から言うと、ミルクケアをやっていて、普通の食事を取りたいと渇望するのは、実は塩分を取りたいからなのです。ですから極めて薄い味噌汁を飲めば、食べたいと言う欲求は弱くなるものです。

バナナ🍌は柔らかく、栄養分に富み、携行するのに簡単ですから、これ以上の補助食はありません。

バナナ🍌さんに提灯を持っておきますね。




今日の話は昨日の続き今日の続きはまた明日



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