今夜の新プロジェクトXは、福井県福井市の町工場が登場しました。

 

 

 先天性心疾患の子どもたちは、なんと100人に1人という高い割合でいるとは知りま

 

せんでした。そして心臓の成長に合わせ、何度も再手術を余儀なくされている事も。

 

そんな子どもたちを救う可能性ができたのが、「心臓・血管修復パッチ」です。

 

成長に合わせてパッチも伸びれば、再手術の回数を減らせます。

 

2011年大阪医科薬科大の医師が、子どもたちの負担を減らせないかと考え。

 

2013年 新聞記事で、福井市の福井経編を知ります。

 

福井経編興業 社長と、開発者 

数年にわたる苦労の末、編地の開発に成功。

 

商品化を、大企業帝人に依頼。2018年に見事完成、特許取得。

 

コロナ禍の中臨床試験を終え、34名全員成功し、実用化の認可が下りました。

 

 

記念撮影は、ドラマ『下町ロケット』の写真とともに

 

ドラマでは実際に、福井経編でのロケも。

 

パッチではなく「人工心臓弁」でしたが、今後本当に、実現するかもしれませんね。

 

 斜陽と言われた繊維産業を生き抜き、新たな分野で社会に貢献した会社が福井に。

 

とてもうれしく、感動的でした。

 

特に実直な、開発者の生産部山田さん。福井男子のお手本のよう、と思いました。

 

 

来週12日には、製品が発売されます。