4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1000
ナイス数:110

万葉集 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 2)万葉集 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 2)感想
大伴家持が編集した、万葉集。貴族や官人ばかりでなく庶民や防人のうたも加え、幅広い表現と壮大な内容に。歴史上の人物がそのうたを詠んだ背景も、マンガでわかりやすく感動できる。旅人と憶良の「貧窮問答歌」や東歌・防人歌の真意を、貴族や官人たちはどう思ったのか・・・ ともかく 昔習った知識を掘り起こせてよかった。

読了日:04月03日 著者:水沢 遥子,柳川 創造


枕草子 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 3)枕草子 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 3)感想
ここまで進むと記憶も鮮明。さらに「光る君へ」効果で、どちらも面白さ倍増? 清少納言の才気あふれる様子や中宮定子の素晴らしさも、マンガでいっそうわかりやすい。でも絵がちょっと好きじゃなくて(失礼
読了日:04月06日 著者:柳川 創造,水沢 遥子


源氏物語 1 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 4)源氏物語 1 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 4)感想
高校生の頃は 枕草子の方に親しみを覚えていて、こちら未読に近い。令和の今こう見ても、かなりショッキングな内容、大人気だったのももっともだと。源氏の魅力はわかるが、一番気の毒なのは六条の御息所かな、あと紫の上。
読了日:04月09日 著者:柳川 創造


源氏物語 2 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 5)源氏物語 2 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 5)感想
きらびやかで美しい貴族の世界で、誰もが愛を求めて懸命に生きた・・・あまりの気の多さに疲れてしまう 私が不届き? 恋・愛の他にも楽しみはあっただろうに。でも壮大な物語ではあります。
読了日:04月12日 著者:柳川 創造


百人一首 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 6)百人一首 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 6)感想
百人一首を知ってから、五十年超。今になってようやく、歌が年代順に並んでいることを知る(遅すぎ! 大河・鎌倉殿や光る君へ、または「極楽征夷大将軍」に登場した人物が次々と! 歌の意味もしっかり理解でき、とてもためになる1冊でした。
読了日:04月15日 著者:柳川 創造


平家物語 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 7)平家物語 (コミックストーリーわたしたちの古典 新装版 7)感想
今度は大河「平清盛」と「鎌倉殿~」を振り返りつつ。身分の低かった武士が、戦いにより力を増す。平氏が栄華を極めた後は、源氏が滅ぼしのちに鎌倉幕府が。平氏が栄えなければ鎌倉幕府も開かれず、のちに室町・徳川と続かなかったと思うと、歴史の必然だろうが感慨深い。
読了日:04月20日 著者:柳川 創造


徒然草徒然草感想
時は流れ、二度の元寇ののち。幕府の力は衰え、朝廷は二つの系統で争い。南北朝時代の戦乱の中出家した兼好は、徒然草を書き綴る。「堀池の僧正」「家は夏をむねと~」他、子どもも大人も時代を超えて味わえるのは素晴らしいと思う。
読了日:04月25日 著者:柳川 創造

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