こんにちは。
②からの続きです。
マスター側、スレーブシリンダー側のホースをジョイントし終わったらフルードを入れて、エア抜きです。
マスター・ホース・スレーブシリンダーもフルードが無い状態なので、スレーブシリンダー側から
フルードを足して行きます。
クラッチマスターのレバーを握ったまま(ゴムバンドで固定等して)
注射器側にフルードを目一杯入れてスレーブシリンダーに接続しているゴムホースに注射器を接続してフルードを入れていきます。
*フルードを抜く時or足す時はスレーブシリンダーのプラグを緩めて開放するのを忘れないように!
マスター側に届く容量の注射器ならいいのですが、容量が小さい注射器ならホースにエアをかまない様に
逆流防止弁(コーナンで熱帯魚コーナーに売ってるエアーポンプ用の部品?)を付けておくと便利。
マスター側までフルードが届いたらスレーブシリンダープラグをしっかり締めて(後で紙縒りでプラグに残ったフルードを綺麗に取り除。水で洗い流すかパーツクリーナー使用)マスターカップ側にフルードを足して、
ゆっくりレバーをニギニギして残りのエア抜きをして下さい。
*マスターシリンダー側のバンジョーボルトのエア抜きはマスター側のプラグからおこなう。ゴムホースを付けて少し開けるとバンジョーボルト内に残ったエアが抜けます。
エア抜きが出来たかどうかの判断はどうすればいいのか?
→エアを噛んでるとレバーを握ってもスカスカでクラッチが切れません。すぐ判ります。
時間が掛かりますが、マスター側から少しずつカップに足しながらニギニギしてスレーブシリンダー側にフルードを送り込む。
スレーブシリンダープラグ側フルードがから出てきたら(勿論、ゴムチューブはいる)締めて、レバーニギニギでエアを抜く。
まぁ、これはフルード交換時にやる方法ですが・・・出来なくはありません。
レバー操作はゆっくりね、強くするとマスター側から噴水のようにフルードが飛び出るよ(TT
マスターカップをアルミ削りだしにしてみました
さて純正スレーブシリンダーカバーは干渉する箇所を削らないと取り付けが出来ません。
現在は社外品に変えていますが当時は削って取り付けましたので紹介します。
サンダーで削ると作業が早いです。ヤスリで手動は時間が掛かり困難と思います。
内側の干渉する箇所も削ります
完成
スプロケ交換時にPOSH製に変えました。車検対応品です。
※純正カバーは雨に濡れてもスレーブシリンダーに雨水が入らないように工夫されています。
社外品に変えた場合はバイクを雨から守って下さい。スレーブシリンダーが錆びます
車庫が無くても雨・砂埃(黄砂時期は特に)・紫外線防止にバイクカバーは必需品です。