リストラーズのミキシングとマスタリングを担当されている大島さんがあげたXのポストによると、今回この動画を公開するにあたり、マスタリングをし直したらしい。そのため音声が非常にクリアになっている。




 

 この曲はどうしても加藤さんのリードボーカルに耳も心も持ってかれてしまうため、正直言うとそれ以外のパートについては特に印象がなかった。


 前奏および伴奏のアルペジオがとても特徴的な曲だが、リードボーカルとボイパ以外の4人の音で組み合わされていることにまず驚いた。


 全体的に野村さんパートの難易度が高すぎる。特に前奏の高音がえげつない。ちなみに自分は最後の二音(ドとファ)は全く出なかった。

 リストラーズのメンバーは全員全国大会レベルの名門合唱団出身ということで皆歌が上手いのだが、中でも特に歌唱技術の高さと安定感が際立つのが野村さんと澤田さんだと思う。(個人の感想です。個人の感想な! 他の人も上手いって。わかってるって。ビビリなので「不適切にもほどがある」並にテロップ入れといた(笑))


 加藤さんの美声が聴けないのは残念だが、ボーカル無しだとベースが引き立つ。何気に忙しいベースパート。メロディラインはカッコ良いのにあくまで優しく柔らかい響き。


 上村さんは1番のAメロBメロはお休み。だから尚更1番と2番の対比が引き立つのかも。(ベースとコーラス隊でアルペジオを刻んでいることもあり、アカペラ譜を見るまでボイパがお休みであることに全く気が付かなかった…)


 2番、野村さんと草野さんのコーラス部分の響きが美しい。


 2番のサビ、そして大サビ直前、澤田さん→草野さん→野村さんと繋がっていくハーモニーの美しさは鳥肌もの。この辺りの低音域を歌う澤田さんの声大好き。


 大サビ「今日は倒れた」から全員字ハモりになるため、曲が一気に分厚くなる。

(大サビ=Cメロ説もあるけど、自分は大サビ=一番盛り上がるサビの意味で使用している。)


 ラスサビ、加藤さんの「今日は倒れた〜」のソロからコーラス隊が加わるところなんて編曲の巧みさにただただ敬服するしかない。


 ラストの一音。この響きってなんだかとっても昭和的。


 最初から終わりまでしみじみと聴き入ってしまう本動画。


 「時代」は高校の頃毎年卒業式で弾かされていたのだが、正直言うと当時はそれ程好きな曲でもなかった。しかしこの歳になると歌詞もメロディも刺さりまくる。中島みゆきってホント天才。

 

 


 

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