歌の途中でセリフが入る構成の曲がある。


 例えば(旧)ジャニーズで言うと、光GENJIのシングルカットされていない隠れた名曲「THE WINDY」のあっくんこと佐藤敦啓くんによる「ありがとう、君を待っていた」

最近ではなにわ男子のデビュー曲「初心LOVE」でミッチーこと道枝くんが放つちょっと照れた様な「ねぇ、今もだよ」

Snow Man「僕の彼女になってよ」のふっかさんこと深澤くんによる「君の彼氏になりたい」はバラエティでの姿とのギャップに萌える。


 まるでただ1人、自分だけに向けられていると錯覚してしまうようなアイドルの甘い言葉に、ファンは完全に心を撃ち抜かれてしまう。


 今回はそんなリストラーズの王子が放つ、スイーツよりも甘いセリフが堪能できるこの曲を。


 長文注意。(この後も加筆するかも)



 リードボーカル : 加藤さん


 リストラーズ加藤さんの加藤さんによる加藤さんファンのための動画。


 と思いきや他のメンバーも見逃せないポイントが多すぎる。


 ってことで、感想「行くぜっっっ!!」


 冒頭、澤田さん眼鏡クイッとした後俯いた際、後頭部の髪が元気に跳ねている安定のお姿で一安心(笑)


 前奏の始まりはベースの重低音から。皆さん手が綺麗。特に大西さん。

野村さん、口角が上がっていて可愛いと油断していたらその後眉間に皺を寄せると一気にダンディ野村に変化。

 原曲の魅力を損なわず、かつ印象的なフレーズはそのまま残しながら、巧くダンサブルにアレンジされている。テンポも原曲より若干早い気がする。


 赤い革ジャンならぬスーツのジャケットをグッと引き上げる渋い大西さん、バンダナを投げる野村さんの動きと表情、どちらもカッコ良すぎる。

 Bメロで画面下から登場する草野さんの口が歌の関係でぱかって開いているのが可愛い。


 サビ、スズランテープで作った昭和のポンポン —最近見かけるポンポンはもう少し幅広で厚めのメタリック素材で出来ている— を斜めに動かす5人のお姿。野村さんの上ハモリが綺麗。


 「Right on!」澤田さんの右手を振り上げるキレのある動きがカッコ良い。そして大西さんと上村さんは各々のリズムを刻みながらこの素早い動きをするのは恐ろしく難易度が高いと察せられる。


 腰を使いポンポンを振っている澤田さんと、ビックリするくらい右腕しか動かしていない大西さん。隣同士の対比が面白い。


 間奏でメンバーの全身が映った際、右足でリズムを取る姿がキマっている上村さん。社長が頑張って社員の余興に付き合っている感満載の草野さん。相変わらず右腕しか動かさず、それ以外の部位は微動だにしない省エネモードの大西さん。ある意味体幹が恐ろしくしっかりしている方なのかも。「baby come on fu…」の時の加藤さんなんて顔も手も歌い方も正視できないくらいカッコ良い。


 2番 「泣いたお前が可愛い」の直前で加藤さんが眼鏡をくいってやっているのは、こうすればファンが悶絶することをわかってあえてやってますよね? 絶対計算ですよね!? 「お前」の発声が若干掠れるのが、より甘さと色っぽさを増長させている。


 「俺がいつでも  いるから」 

 これはヤバい。インテリ眼鏡貴公子が直球で放つ甘いセリフの破壊力半端ない。そして若干エコーが効いている。セリフだけでなく表情も反則級。

製作者の狙い通り、加藤さんファンが数多生息するSNS界隈は死屍累々。


 原曲を知らないんだけど、元々セリフパートなの? それともリストラーズオリジナルなの?

上州アカペラ市場2010の時も加藤さんはこのセリフを言っているのだが、言っちゃ悪いがかなり棒読み(笑) 比べてみるとその時より台詞回しがかなりレベルアップしているのがわかる。確認されたい方はこちら↓


3:17〜


 2番の幅

 今度は黄色いポンポンで登場する5人。

澤田さんのポンポンに注目。やたら長い部分がピロピロ出てるし全体的に裂き方が甘いしで、メンバーの中で一番完成度が低くて笑う。作っている途中で嫌になっちゃったのか? でもそんなポンポンをニッコニコのノリノリで振っている姿が可愛くてこちらまで楽しくなる。ぴょこぴょこ動く耳とブンブン振る尻尾が見えてくるよう(笑)


 「Hold on お前を」

 加藤さんが指差す先はもう骨も残っていない。灰ですら風に飛ばされ舞い散った後。



 大分長くなったけど、「まだまだ行くぜ!!」


 転調しラストに向けて盛り上がりが加速。赤ポンポンVerと黄色ポンポンVerが混ざり、画面の切り替わりが早いので目で追うのが忙しい。トラリスくんもノリノリ。


 いつも基本一人だけ爽やかな涼風をまとっているが如く優雅な加藤さんの、珍しく力がこもった熱い姿に目を奪われる。野村さん、首を振りながらニコニコと踊る姿はまるでチアリーダー。動きもキビキビしているので見ていて気持ちが良い。


「Thank you」

若干眉を顰めながら放つ声も表情も、若いアイドルには逆立ちしたって出すことができない大人の色気に溢れている。


 最後の澤田さん、一人でポンポンを最後までずっと振っていてファンサ半端ない。「勝手にシンドバッド」のラストでわざわざ椅子から立ち上がって一番身を乗り出していたサービス精神溢れたお姿を彷彿させる。


 見どころ聴きどころが多すぎてついつい長くなってしまった… この曲は全体的に一人一人の声が際立っており、コーラス隊も比較的聴き分けがしやすい。ミキシング担当の大島氏がXで「全体的に音を派手にした」と述べているのが興味深い。



 2014年のライブ映像についてはこちら。

在宅勤務Verよりかなりテンポが速い。




 〜追伸〜

昨日リストラーズ公式Xに練習動画の写真が公開されました。在宅勤務動画とはガラリと変わる、私服姿のオフショットをぜひ。


 

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